セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

職場で集中力が続かなさ過ぎて、お菓子に頼らざるを得ない

今日、仕事中に猛烈に眠くなった。半分眠りかけていたところへ電話が鳴るものだから、噛みまくって恥ずかしい思いをしてしまった。お客様には申し訳ないことをした。

仕事中に眠くなったらどうするかと言うと、お昼寝出来なくもないんだけど10分しか休憩時間を取れないので、中途半端で余計に眠くなりかねない。だからお菓子を食べているのだけど、このお菓子に大変試行錯誤している。覚えている限りで変遷を辿ると、

ドライフルーツ は、美味しいけど高くて量も少ないので諦め

チョコレート は、胃もたれするので諦め

飴 は、電話対応ができなくなる & 口の中がただれたので諦め

一口サイズの安いお菓子 は、チョコと同じく胃もたれしたので諦め

こんにゃくゼリー は、割とイケる

 

というわけで、現在はこんにゃくゼリーを食べている。

本音を言うとお菓子 in 職場の習慣は無くしたい。長時間の間食は胃に負担がかかるし、砂糖の摂り過ぎは毒だし、出費も増える。それでお菓子を食べずに頑張った時期もあったんだけど、2~3時間もすると頭が朦朧として全然集中できなかった。集中力は何時間も続くものじゃないので何も悪いことはしてないんだけれど、仕事に於いて集中力の欠如は絶対悪なのだから仕方がない。

続くはずもない集中力を、一日に9時間も求められるのは本当に辛い。集中力を保つためにお菓子を常備する人も多いときく。ただ、仕事中にお菓子を食べ続ける、つまり自分の意思に反して何時間も食べ物を摂取し続けるというのは大変不自然な行動で、現代の仕事環境に歪みがあることの証拠ともいえる。効率も悪いしね。そして、現代の社会は残念ながら皆がその歪みを黙殺することで成り立っている。職場しかり、学校しかり。ただ、黙殺しているということは、いくら不満があったとしても頭のどこかでは現状に納得しているということだ。職場では生活のため、学校では自分の将来のため。若い頃はその静寂の中で声を張り上げることが、理想的で人間的でカッコイイと思っていたけれど、年を取るとその静寂も一つの理想郷だということに気が付く。皆、現状という理想郷を守るために必死なのだ。それを破壊することは無粋以外の何物でもない。そこが自分にとっての理想郷でないならば、住人の安寧を祈りつつ、一人静かに立ち去るのが礼儀というものだろう。私もこんにゃくゼリーを窒息しない程度に食べつつ、他人の理想郷の一角で、静かに旅費を貯めていくことにする。しばらくは。