セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

給与明細を見るたびに落ち込むと言われて

昨日、うちの職場では給料日だった。大変喜ばしいことなのだけれど、同僚の一人が「給与明細を見るたびに落ち込む」とこぼすのだ。出家でもする気なのかと思って理由を尋ねてみると、取られる税金が多すぎるせいで報われない気分になるのだという。

私も10年くらい前から同じことで悩み続けていたので、振込額だけを見るようにして現実逃避していたのだけれど、まあ実際多いですよ、ハイ。我々のような底辺バイトですら、フルタイムで働いていれば月に4万円近く取られるんだから。以前までは金額のせいもあって「厚生年金払いたくねー、免除もできねー」と愚痴っていたものだけれど、セミリタイアを目指してから年金額は気にならなくなってきた。そりゃ、安いに越したことはないけど年金が少ないのは困るし、国民年金生活の苦労もチラホラと耳に挟む。住民税も安いとは思わないけど、自分の住む街が荒れ果てては困るので、これもあまり気にならない。むしろ、若い頃は気にならなかった健康保険料が気になりだしている。普通は逆なんだけど…

私は健康に気を使っているおかげか、滅多に病院に行かない。だから、使わない保険に月に1万円も取られるのが、だんだん嫌になってきたのだ。ただ、去年は里芋の皮と一緒に自分の指の一部を削ぎ落としたせいで2か月ほど病院通いをしていて、健康保険には大変お世話になったので、あまり文句を言うのも恩知らずだ。それに、今までは大丈夫だったけど、これからは分からない。だからこその健康保険、日本人なら全員が享受できるイザというときの安心制度、お値段は月1万円! …やっぱり、もうちょっと安くしてほしいなァ…

まあ、お金に執着せず生きられるのが一番だよ。せっかくの独身貧乏無職なんだから、それくらいの潔さは会得したいものです。

 

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