セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

草津温泉旅行 1日目 高崎~草津温泉

持病のアトピーが悪化してきたので、東京からでも通いやすく湯治になる温泉ということで、3泊4日の草津温泉旅行へ行ってきた。

 

都内~草津温泉のアクセス方法

行きは普通電車で最寄駅→上野駅→高崎駅→長野原草津口駅→バスで草津温泉、というルートを取った。上野から草津温泉までは4時間近くかかるが、3800円で行ける。また、前橋駅を過ぎて温泉地帯になると、一気に緑が溢れて素晴らしい景色を満喫できる。ちなみに上野~高崎を走る高崎線でも、鴻巣あたりから埼玉名物「なにもない」景色を堪能できる。

電車も含めて一番楽でコスパが良いアクセス方法は、JRバスの「上州ゆめぐり号」。繁忙期でなければ、3500円と4時間でバスタ新宿から草津温泉まで一気に運んでくれるし、群馬県内では下道を走るので景色も楽しめる。途中の伊香保温泉で降りることも出来る。

 

 

高崎駅で昼食

電車内はコロナの影響か広告が少ない。普段の半分も貼られているかどうか、といったかんじ。広告と広告の間にスペースが空いているので、まるでソーシャルディスタンス。個人的には広告が苦手なので、今ぐらいの方が助かるけれど。

 

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ということで、上野駅から電車に乗って、埼玉県を通って群馬県は高崎駅へ。今回はせっかくの電車旅なので、昼食は高崎駅でとることにした。ぐんまちゃん、こんにちは。

 

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高崎オーパというショッピングセンターにある「CAFE 高崎じまん」で、焼きまんじゅうを食べた。濃い味噌だれに、表面の一部が焦げてカリっとしてて残りはふわっふわの生地が、おやつってかんじで好き。群馬に来ると毎回食べてると思う。

 

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おやつには「王様のシュークリーム」なるものを食べてみた。何となく買ったんだけど妙に美味い。都内によくあるバニラ!ってかんじじゃなくて、ケーキに近いような。

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原材料を見て見たら、化学調味料どころか砂糖も使ってないし、バターに酒にメイプルに若干の塩加減と凝ったレシピ。調べてみたら人気も高いお店のようだ。

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ただ、この店の一番の名物はオーナーの桑田慶介愛。

 

www.takasaki-wave2019.com

地元では写真を元にホールケーキをリアル仕様にデコレーションしてくれるイラストケーキが人気なもよう。

 

 

草津温泉街に到着

長野原草津口駅からバスに乗って、草津温泉バスターミナルへ。

途中、地元の高校生が数人ほど乗ってきた。一人だけ草津温泉街で降りた子がいて、家族が温泉街で働いてるのかなー、なんて思ったり。実家が温泉街だなんて羨ましい。冬は大変そうだけど。

 

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バスターミナルに到着。待合所には図書館があるので、バスの待ち時間はここで時間を潰せる。

 

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湯畑。ここに来ると「草津に来た!」ってかんじ。温泉卵の匂いでテンションも上がる。足湯に浸かって少しのんびりしたり。このときの草津の気温は22度で、東京と比べるとかなり涼しいから熱い足湯も気持ちが良い。

 

一日目の夕食

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ただ、コロナの影響で観光客は少ない。こんなに人がいない草津温泉は初めて見た。お店も長期休業していたり、一部のサービスが無かったり。人が少なくて過ごしやすいのは良いけれど、現地で営業している方々のことを考えると複雑。飲める店を探して徘徊している浴衣姿の観光客もちらほらといたけれど、平常時を考えると客の数は全然足りてないんだろうな。

 

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「Neue Post」というカレー屋さんで晩御飯。

 

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胡椒がピリッと効いた骨付きソーセージ。骨を持って手を汚さずに食べられる、心遣いの効いた一品。

 

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メインには花豆とフルーツのカレーを注文。(これはハーフサイズ)写真だと分かりにくいけど、左側にある黒いのが花豆。ジャガイモに見えるのはパイナップル。甘さとスパイスが混ざり合って旨い。

ここはビールが充実しており、ソーセージのようなおつまみを片手にビール、締めにカレーということもできる。

マスターに草津の現状を訪ねたところ、やはり厳しいとのこと。店を開けていても客が来ないと赤字になるので、閉めてしまっているところが多いんだそうだ。

 

site776887-6986-1877.mystrikingly.com

 

 

 

一泊目のお宿へ

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一泊目は、老舗の和菓子屋さんがプロデュースしている個性派旅館「お豆の小宿 花いんげん」。湯畑のすぐそこで、アクセス抜群。

 

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受付には可愛らしい豆がずらり。

 

ここはサービスが独特で、まず18時までにチェックインするとウエルカムスイーツをいただける。

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右から柴ゼリー、抹茶餡とチーズクリームを挟んで作る最中。旅疲れに甘いものは最高の組み合わせ。

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抹茶。これも最中と同じく、自分で点てる。(やり方はスタッフの方が教えてくれる)

 

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そして、宿泊中はいつでも自由に飲めるセルフドリンク。右から笹の葉(だったかな?)ティー、柴とオレンジのティー、レモンウォーター。柴オレンジが美味しくて、喉が乾いたらこればっかり飲んでた。

 

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温泉システムも独特。豆などをモチーフにした可愛らしい浴槽が4カ所あって、全て貸切タイプ。一人でもゆっくりのんびり気兼ねなく入れる。他人に見られないので、アトピーなど皮膚病がある人も使いやすい。時間帯によっては浴槽が全部使われていたりするけど、宿の部屋数自体が多くないので時間をずらせばすぐに空いた。

シャンプーとリンスは、女将セレクトのこだわりブランドが6種類用意されていて、好きなものを自由に使える。私はオリーブオイルが主成分で、良い香りがするものを使った。

泉質は一般的な草津温泉と同じく「酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉」。源泉かけ流し。かなり熱かったけど、上がった後も身体がポッカポカになる。

 

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お部屋はこんなかんじ。シングルベッドが一つの部屋は無いので、一人客でも二つベッドの客室になる。この狭さが逆に落ち着く。掃除も行き届いて清潔で、とっても過ごしやすい。

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部屋にもウエルカムスイーツが。大振りの花豆。今回の草津旅行で色んな姿の花豆を食べたけれど、こういうシンプルででかい豆が一番好き。

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寝る前に、高崎で買ったおかきと、温泉街で買った地酒で一杯。

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おかきは「イセヒカリ」という御神米でもある古代米を使っている。高崎市の「こまつ農縁」さんという所の商品。

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一枚は少し大振りで、パッケージにある通りザクザクした食感。米の風味にほどよい塩気が効いていて、おつまみにピッタリ。

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つまみが塩なので、地酒は「湯美人」という口当たりが柔らかそうなやつにした。

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ちょっと甘くてクセがなく飲みやすい。よーく冷やして塩気の合間にぐいっとやるのが溜まらない。

 

hanaingen.com

komatsu-noen.com

 

ということで、一日目は以上。

2日目はこちら。

wataridori-project.hateblo.jp

 

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