働かなくなって2か月が過ぎるけど、やっぱり働きたくない、という話
今日はただの日記。
失業してから1か月が過ぎようとしている。
だけど、全然働きたくならない。
アルバイトの求人を眺めても、全く応募する気になれない。
また、あの朝から晩まで机に拘束され続ける日々が続くのかと思うと、ものすごく憂鬱だ。
失業してからは1か月だけど、仕事が無くなってからは2か月になる。
さすがに数か月も仕事をしなかったら飽きるかなー、働きたくなるかなー、と思っていたが、全くその気配はない。どうやら、私は根っからの仕事嫌いなようだ。
仕事をする必要が無いと、一日の時間配分は全て自分の好きに出来る。
だから、私の生活は仕事を辞めてから一気に健康的かつ生産的になった。
まず、夜は早く就寝できるので、朝早く起きられる。仕事を辞めてすぐは日付が変わってから寝ていたので、朝は8時とか下手すると10時ぐらいまで眠ってしまうこともあった。でも、今は23時には寝るようにしているので、朝は6時や7時に起きることが出来る。
起きたらラジオ体操をして、軽い筋トレやヨガをして身体を動かす。
その後、午前中はブログを更新して、余った時間はブログのネタ探しや勉強に使う。朝食は10時ごろ。仕事が無いので、ネタがあればブログは毎日更新できる。朝食も、自分に合った内容と時間を自由にカスタマイズできる。仕事があったときは出勤前に無理やり詰め込まなくてはならず、身体がだるくなるので朝食は抜きがちだった。
午後は引き続き勉強していることが多い。勉強の内容は日によって違う。実用的なスキルを身に付けたり、ニュースなどで気になったネタを掘り下げたり、図書館で借りてきた本を読んで得た知識をまとめたり… 疲れたら、息抜きにスマホゲームをいじったり、BGMを流したり、食材の買い出しに出かけたり。
これが仕事だと休憩時間は強制的に決められ、それ以外は用事やトイレなどの口実を作らなければ、自由に立つことすらままならない。もちろん、BGMや昼寝でヤル気の回復なんてご法度だ。私は集中力が続かないので、これが一番辛い。そもそも仕事内容に興味があるわけじゃないから、余計にやる気が起きない。
18時ごろに夕飯を食べた後はシャワーを浴びて、後は好きなことをして遊んでいる。youtube観賞、ゲーム、読書（難しくない本）が多い。
公にしているアウトプットはブログだけなので、生産的かと言われると人によっては「？」となるかもしれない。ただ、私はインプットした情報を全てただちに公衆の面前で吐き出している訳ではなく、まとめたり、実践したり、個人的なメモで済ませたりしているので、自分ではこれでも頑張って生産的な活動をしているつもり。
ただ、ゲームを作りたいなーとか、本を書きたいなーという願望はある。…まだ願ってる段階だけど。
とにかく、仕事をしていた頃よりも毎日が充実で濃密で楽しい。あっという間に夜になってしまって、時間が足りない。仕事をしていた頃は、仕事中は時間の流れが遅いのに、自分の時間は流れが早く、それでいて自身の低スペックさと仕事疲れで内容は空っぽ、という日々だった。
ここ2か月のなんちゃってセミリタイア生活で分かったことは、自分はどうやらセミリタイアの素質があるということ。これは大変に自信になった。いざセミリタイアして膨大な時間と自由が手に入っても、自分には使いこなせないんじゃないか… という不安はあったからだ。いざ始めてみると使いこなせないどころか、もっとくれ！むしろ完全にリタイアさせてくれ！ってかんじだ。まあ、これが数年スパンになると違ってくるのかな。
そして、自分は想像以上に非エコノミックアニマルだということ… 2か月程度では、仕事をする気が起こらないのはもちろん、赤の他人と繋がりたいという欲求も無い。…と書くと人間嫌いに思われるかもしれないけど、別に人に会いたくない訳ではなく、酒を飲んでクダを巻いたり、共通の趣味で時間を潰すのは好きなので、そこは誤解しないでください…
ただ、一般的な人よりも色んな意味で社会性が低いことは間違いない。仕事で社会貢献をしたり、カネを稼いで社会的な信用を得たり、人間同士でコミュニケーションを取る、といった行為全ての興味関心が薄く、これらは全て「労働」と密接に関係する。だから、私は人一倍働くことが苦手で、セミリタイアなんかに憧れちゃうんだろう。ただ、社会貢献や社会的信用には興味が無くても、他者承認の欲求はあるので、ブログが多くの人に読まれて順位が上がれば嬉しいし、ゲームや本などの作品を残したいという願望もある。ただ、それらは職場じゃなくても成就できるし、私の場合は職場じゃない方がまともに活動できるだろう。
人に雇われて何かをやるということは、あくまで他人（雇用主とか客とか）の欲求を満たす、ということだ。それは、非エコノミックアニマルで、社会性が低くて、セミリタイアなんかに憧れてて、どこまでも自分勝手な私には、非常に難易度が高いし特に興味も無い、ということだ。
つまり働きたくない。
