セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

アトピー患者が草津温泉に行ってきた

今日はアトピーの人向けの記事。

※アトピー患者なら分かっていると思いますが、内容については、あくまでNa-tu-Xaの場合に限定した一例です。他の人には全く当てはまらなかったり、逆効果な可能性もあります。参考程度に。

 

 

ブログにも書いたけれど、アトピーの療養を兼ねて草津温泉で3泊してきた。

wataridori-project.hateblo.jp

草津温泉がアトピー肌にどう効いたか、あるいは影響があったかをまとめる。

「今年もまた、アトピーの季節がやって来た…」という方は、参考にしてみてください。

 

泉質について

まず、草津温泉の泉質は「酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉」。

……私みたいな素人は、「草津温泉は酸性泉」と覚えておけば良いです。ちなみに、草津温泉は代表的な酸性泉らしい。

酸性泉の特徴は、殺菌力が高く肌への刺激が強いこと。浸かると肌がピリピリする。この殺菌力の高さから、菌を原因とする寄生系の皮膚病(白癬症、疥癬、乾癬、水虫)に効果的とされている。アトピーの悪化要素の一つに黄色ブドウ球菌があるので、その場合は草津温泉を試してみると効果があるかもしれない。

 

温泉の知識については、温泉ソムリエなる資格を紹介しているこのサイトが詳しい。

onsen-s.com

 

 

草津温泉(酸性泉)の、刺激の強さについて

肌を殺菌して綺麗にすることは効果的だが、草津温泉(酸性泉)は刺激が強いので、アトピー患者のように肌が脆い人は注意する必要がある。

私の場合は右手の指の症状が特に酷く、浸出液が出て真っ赤に腫れ上がり、痛みもあるので常に手袋をはめていた。旅行前に非ステロイド系の塗り薬で手袋が要らない程度には回復していたが、温泉が浸出液の菌を殺してくれたのか、現在も順調に回復している。

例年なら症状が出やすい箇所(私の場合は肘の内側)も、今のところきれいなまま。症状の場所は毎年ちょっとずつ変わるので何とも言えないけど、温泉の殺菌作用が効いている可能性はある。

ただし、温泉に行った時点で少しでもアトピーの症状が出始めていた箇所は、草津温泉の強い刺激に負けてしまったらしい。私の場合は首で、温泉に入って一日目から肌が荒れてしまい(きちんと保湿はしていたのだけれど)、温泉から帰ってしばらくしたら、本格的に痒みの症状が出てしまった。旅行の時点では浸出液が出る段階ではなく、ちょっとカサついてきたかなという程度だったので、草津温泉の殺菌作用の効果が出なかった可能性も考えられる。

とにかく草津温泉の様な酸性泉に浸かった後は、シャワーで身体全体の温泉を洗い流してから出ることが必須。そのままだと、荒れてしまう可能性が高い。

 

温泉のせいで~、と考え過ぎない

私の首の症状に関しては、草津温泉の刺激の強さが原因の可能性はあるが、もちろん、それ以外の原因だってたくさん考えられる。汗をかいたせいかもしれないし、髪が首まで伸びてきたせいかもしれないし、食べたものが悪かったのかもしれない。

アトピーの一番面倒なところで原因がはっきりと分からないので、「アトピーの症状が出始めてて、菌が原因かどうかも分からないから、草津温泉のような刺激の強い温泉はまた今度にしようかな」程度の気持ちで、参考にしてもらえると嬉しいです。

 

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