第122回秘書検定を受けてきたので、役に立つかもしれない情報とか
昨日、第122回秘書検定を受けてきた。
社会人マナーのレベルを図る検定で、知識や一般常識を鍛えられるので就職活動に便利かなと思って受験してみた。まあ、結果が届くころには肝心の就職活動が終わっていると思うが。
秘書検定は暗記も大事だけど、それと同じくらいにセンスも必要なので、合格の自信は半々といったところ。4000円くらい使ったので、どうせなら受かっててほしいなあ。自慢できるし。
どうでもいいけど、秘書検定の試験問題に出てくるイラストの女性が可愛くて好き。過去問を買えば、過去の試験問題に出てきたイラストも見れる。おすすめ。
せっかくなので、これから秘書検定を受けたい人の役に立つか分からないけど、ちょっと気になったことを。
過去問の重要性が増している
私が受験対策に使っていた問題集は2019年度版で、第111回(2017年実施)~第116回(2018年実施)とちょっと古かったのだけど、ビジネスマナーは頻繁に変化するものでもないので十分対策になる。(注意が必要なのはメール対応くらいだろうか)
ただし今回受けた第122回の試験問題には、過去に出された問題とほぼ同じシチュエーションおよび選択肢の設問がいくつか存在した。これは私が使っている過去問では見られなかった傾向だ。もちろん数は少ないんだけれど、第116回までは全ての問題が異なっていたので、2019年~2020年の間に出題傾向の見直しがあったのだろうか。
もしも、この傾向が今回限りのものでなければ、過去問を解きまくって慣れておくことで、いくつかの問題には確実に回答できるということになる。
※私は秘書検定の講師でも専門家でもないので、絶対に合格したい方は最新の過去問を使うのが確実です。あしからずご了承ください。
ジェンダーフリーを考慮した内容に変わっている
秘書検定って、ずっと「秘書A子」「先輩B子」と秘書=女性という世界観で問題文を作っていて、イラストに描かれる秘書も女性だけだった。それがですねえ、
なんと、今回の検定には男性秘書のイラストが!(ちなみに、昨日届いていたメールに気が付いて「うわ、やっべ!」となっているシチュエーション)問題文も「秘書A」と性別を限定しない記述に変わっていた。
この変更は今年の6月から実施されているようで、公式からも『お知らせ <秘書検定試験問題の表記の変更について> 問題文の「秘書A子」「新人B子」などを,「秘書A」「新人B」に変更します』という発表が出ている。
秘書検定の受験者は女性が殆どだけど、これからは男性の受験者も増えていくのかな。今回も5人くらい見かけたし。
秘書検定がターゲットとする事務職がどんどん減っているのに、受験して意味あるの?という人は多いかもしれないが、マナーや一般常識はどの職種でも必要なものなので、暇なら勉強しておくと便利だと思う。就職活動に使えるかは分からないけど。
(2020年12月18日追記)
無事に合格!