秋の景色とRPGツクール2000は、いつも変わらず感動できる
今日はよく晴れた！
快晴に、煌めく水面に、風にそよぐすすき…
陽射しはまだ強いけど、冷たい風に吹かれるすすきを眺めていると、秋を感じる。
労働があるいつもの月曜日だったら、今日みたいな日は哀しくなる。一日を過ごす場所はコンクリートの中だから、どんなに気候だろうと関係ない。だから、朝起きて窓から見える風景が素晴らしいほど、自分が自然から切り離されているように感じてしまう。
でも、今日は有給を使っているので、今年最初の秋らしさを十分に堪能できた。カネを払って感動を買うのも楽しいけど、今日みたいになんとなーく秋を「感」じてなんとなーくいい感じの景色に心を「動」かされる日常に、早く戻りたい。
まあ、コンクリートは便利だけどね。土砂降りでも豪雪でも40度越えでも－4度でも快適に過ごせるんだから。コンクリートと空調が発明されたばかりの頃は、人々はコンクリートビルディングにも感動しっぱなしだったんだろうなあ。今では当たり前になっちゃったけど。そう考えると、毎年毎年繰り返し見ているはずなのに軽く感動しちゃう自然風景が、今の生活がどれほど縁遠くなっているか分かる。
感動といえば、昨日と一昨日はコロナワクチンで体調が優れない上に天気も悪かったので、ずーーっと部屋の中で寝てるか座ってるかで気が滅入りそうだった。だから、ずっと遊びたかったフリーゲームで気分転換。
この作者さんのゲームが好きで、あと遊んでないのは最新作だけ。（この記事を書き終わったら、プレイしちゃおっかな…）
いわゆる「鬱ゲー」で、ストーリーやキャラクターに深入りすればするほど、エンディングの虚脱感が大きくなる、切ないストーリー。あと、夜に一人でやるとちょっと怖い。（この作者さんは、そんなゲームばっかり作ってるｗ）
ストーリーやキャラクターも良いんだけど、キャラチップはもちろんマップチップも（多分）全部自作してて、作者さんの世界観にどっぷりと浸れるのがグッド。グロと鬱が嫌いじゃなければ、ぜひ色んな人に遊んでみて欲しい。感動します、色んな意味で（笑）。
ちなみに、END ROLL は2016年のフリーゲームコンテストの最優秀賞で、懐かしのRPGツクール2000製。今だに遊びにくさを感じさせないんだから、ツクール2000は傑作だ。（市販のレトロゲームは名作も多いんだろうけど、ストーリー重視派からすると、やたら時間を食う割に面倒臭いシステムだと投げてしまう…）
