セミリタイアするまで非正規で働く@埼玉(一時的に無職中)

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

上高地旅行 明神岳の麓に宿泊し、西穂高に登って、平湯温泉

 7月末日あたりに、長野県の上高地へ旅行した。

 

 1日目は、8時15分に新宿バスタから出発。

 4時間以上のバス旅。途中で立ち寄った諏訪湖SAの風景。

 今回の旅行では、新宿から上高地バスターミナルへ直接行く便ではなく(満員で予約取れなかった)、岐阜県平湯温泉で別のバスに乗り換えて上高地へ。

 

 河童橋。色んな山が見える。名前も教えてもらったんだけど、慣れないとどれが何だか… 正面に見えるのは吊尾根というらしい。川の跡のようなものが見える。山頂付近には、まだ雪が残っていた。

 現在の河童橋は、平成9年に架けられたもので5代目。1代目の誕生日は分かってないけど、最初は跳ね橋で、明治時代に吊り橋に変わった。芥川龍之介の『河童』の冒頭にも出てくる場所。でも、どうして「河童」と呼ばれるようになったのかは不詳。

 けっこう、分からないことが多い。

 

 橋の下を流れているのは、梓川。こんなに綺麗な水なので、河童がたくさんいたんだろうね、昔は。

 (上高地にしては)暑かったので川辺で遊んでいる人もいたけど、水はかなり冷たいので水泳はできない。

 

 河童のイラストが入った、わさびコロッケを食べた。

 

 1日目の宿泊地は、河童橋から1時間ほど歩いた明神池。

 梓川に架かる明神橋からの風景。雨が降るギリギリのタイミングで、宿に到着。

 

yamano-hidaya.com

 「山のひだや」さんに宿泊した。信州割で5,000円安くなった。(*´∀`*)

 2,000円のクーポンも付いてきたので、オリジナルTシャツを買った。

 

 明神岳を一望できる部屋から眺めた夕焼け。鳥の声、風の音。自然にとても近い。

 明神池や神社にも近いんだけど、残念ながら今回は行くタイミングが無かった。

 人工温泉と、山の幸&川魚の夕飯で疲れを取って、21時(!)に就寝。

 

 2日目は6時に宿を出発。

 明神橋の朝の景色。雨降りの後の快晴のためか、霧が出て神秘的な絶景。

 

 この日は登山を控えていたので、朝食は弁当に変更してもらった。ちくわ(下段左端の茶色いの)と、塩っ気たっぷりおにぎりが美味しかった。

 

 河童橋に戻ってきたので、今回は朝の焼岳を撮影。こちらも霧が出ていて素晴らしい風景。

 

 途中でお猿の家族を発見。カメラを向けても全く動じない。観光客慣れしている。

 可愛い子ザルはベンチを登ったり下りたりして遊び回り、親猿は片方が寝っ転がって毛づくろいをしてもらっていた。

 

 3~4時間かけて、西穂高岳を登る。道中はこんなかんじ。特に技術や装備は要らないけど、ある程度の体力と水は必要。

 

 たまに視界が開けると、周りの山々が見渡せる。向かいの山の山頂に近づいてくると、「ここまで頑張って登ってきたんだな~」と感慨深い。

 

 写真だと分かりづらいけど、半分くらいまで登ってくると、山の清水を補給できる場所がある。とっても冷たくて美味しい水だった。

 

www.nishiho.com

 

 そして、本日の宿泊地&目的地の西穂山荘に到着。

 断熱が良いのか、山荘の中は夜でもあまり冷えなかった。春や秋はもっと寒いんだろう。

 

 蜜蜂がいっぱいいた。

 

 昼食は、西穂山荘のラーメン。ラーメン自体はシンプルだけど、卵がちょっと甘い(?)不思議な味だった。

 

 宿泊者の夕食と朝食は、こんなかんじ。夕食は夕方5時で、朝食は朝の5時30分。山の一日は早い。

 

 夕方の6~7時にかけて、とってもきれいな夕焼けになった。橙色に輝く雲や、雲海に沈みゆく山々を眺める。

 そして、夜は一面の星空。1回だけ流れ星も見えたし、人工衛星も浮遊していた。

 

 そして、これは3日目の朝。山頂からの風景も素敵だった。

 

 (赤い屋根の建物が、2日目に宿泊した西穂山荘)

 西穂山荘からは、独標という岩場をよじ登って西穂高岳の山頂を目指すルートがあるんだけれど、私は途中(写真の場所)で断念。体力・技術的には子供でも登れるらしいんだけど… 視界を遮るものが無いので怖い!高所恐怖症には無理!

 ただ、山頂まで行かず、途中の丸山でも絶景だったらしいので、そこまでは何とか登りたかったかなあ。でも怖いもんは怖い。

 

 帰りは新穂高ロープウェイで下山。平湯温泉で昼食を食べたり温泉に入って、新宿行きのバスを待っていた。

 写真は、黄身が固くて白身が柔らかい「はんたい玉子」という温泉卵。

 

 

 

 2日目の夕焼けと星空を眺めているとき、宿泊地で迎える朝の清浄な空気と景色に包まれているとき、胸がジンワリとした。

 感動したとか、泣きそうとか、そういう表現では物足りない。生きてて良かった、というのとも少し違う。

 あれは、安心感、だったのだろうか? 私がここに居てもいい、生きててもいい、という実感。社会や人間の役に立っていない、無価値な自分にも、自然は変わらぬ姿を見せてくれた。寛容で無関心で、語りかけてくる価値観は、ただ一つ。「私にとって、人間なぞ何でもない。いたければ、いつまでもいなさい。余所に行きたければ、いつでも去りなさい」この無常感が、非常に心地よい。

 

 やっぱり、私は労働者に戻りたくない。

 労働は、無常からかけ離れた世界だ。もう、戻りたくない。

 

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