SNSマーケティングのあるべき姿をみた
良いニュースを聞いた。
視覚過敏で白色が眩しい高校生が、眩しくない緑色のページを使ったノートの情報をツイッターで呼びかけたところ、反響が大きく最終的に大手メーカーが取扱いを開始したという。SNSと小売の理想的な相乗効果って、本来はこういうかたちなんだろうね。自分が使うために欲しいものを「欲しい！」と言って、小売店が「うちなら買えますよ！」と反応するという。
あと、視覚過敏でない人にとって「ノートの白色が眩しい」という発想はなかなか出てこないと思うので、そういう事実が知れたのも良かった。（これはコメントで言及している人がいた）ちなみに記事によると視覚過敏でない人の場合も、白いノートよりも緑色のノートの方が文字が見やすいらしい。そう言われると試してみたくなる。手で文字を書く機会はあまりないけど。
この高校生のツイートに対しては好意的な反応だけでなく、「自分でググって調べろ」という模範的でありがたーいお言葉もあったそうだ。というわけで代わりにちょっとググってみた。
とりあえず通販では、デザインフィルという会社が取り扱っている。デザインに凝っており、色合いも柔らかで目にも優しそう。ただ、１冊300円。ノートの消費量が多い学生には高い。しかも、いくつかのカラーは販売終了している。やはり通販では売れにくいんだろうか… 近所で手軽に買えれば良いんだけどね。
あと、検索ワードも難しい。「カラーノート」「色つき ノート」と探しても、表紙がカラフルでページは白い、普通のノートばかりが引っかかってしまう。世の中にノートは溢れているのに、ページが白くないノートって少ないんだなぁ。こりゃ、確かに探すのは大変そう。大手メーカーが動いてくれたことが、件の高校生さんのような方にとって良い未来に繋がると何よりです。
