セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

貧乏独身なので、この世からオサラバするときは直葬&散骨で

墓石の値段を見ていたのだけれど、それなりの値段だ。

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「墓石 安い」で検索して出てきたものなので、これでも安い方なんだろう。50万円か。子供の頃に何度となく墓参りをしてきたけれど、あの風雨に晒された墓石の数々も手間暇と費用がかかって建てられたと想うと感慨深い。もっと真面目にお参りしておけば良かった。

まあ、お墓にお骨を収めるなんてことは、真面目に結婚して真面目に子作りをして、親族一同に惜しまれつつ見送られる立派な人間の特権であって、私の様な不真面目貧乏独身だと面倒を見てくれる人もいないし頼むカネも持ってないから、買っても意味が無い。

 

そこまで想像したところで自分の死後が不安になってきたので、前々から気になっていた終活も兼ねて人間が没するときにかかる費用を調べてみた。(今回の画像は色んなHPから切り取ってきたのでリンク先は載せてない)

 

直葬(火葬)

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ゾンビがいる国ならともかく、日本だと燃やすことは絶対条件な人が殆どだと思う。しかし、燃やす前に人をたくさん呼んで告別式やらお通夜やらをするにはお金が要るし、そもそも呼ぶ人がいない(あるいは呼ばれたくない)という人が増えているらしい。

そんな生前からボッチライフの人には直葬という火葬方法がある。例えばこのサイトだと、一般的な葬式の儀式をせず、御遺体を安置して軽く打合せしてから燃やすだけというシンプルな方法。費用は5万円から。

 

永代供養(納骨)

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さて、次は燃やして残った骨をどうするか。これまでは墓に入れるのが一般的だったが、冒頭にも書いた通り独身だと墓の面倒を見てくれる人がいない、そもそも墓を買うカネが無いという人もいる。

そんなときには、永代供養という納骨方法がある。お寺に骨を預けて保管してもらう方法だ。このサイトだと一番安いプランは合葬。そんな雑魚寝みたいなのはイヤじゃという人には、個室がもらえる個別埋葬や、お仏壇(?)に飾ってもらえるプランもある。

 

 

散骨

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骨は散骨にする方法もある。こっちは近年になって人気が高まっている方法で、貧乏独身にもピッタリな手段だ。お骨を砕いて出来た粉を自然に還すという供養で、管理の手間がかからないので値段も安い。粉骨のみを業者に任せて、散骨は知人にやってもらう場合もあるらしい。(想い出の場所に撒いてもらうとか)

 

直葬&散骨が良い

個人的には、余計な手間をかけずに直葬でサッサと燃やしてもらい、納骨ではなく散骨で供養してもらいたい。直葬式+散骨なら10万円以内で済むだろうから、費用も用意できるかな。骨を撒いて欲しい場所はまだ無いけれど、死んだ跡に何も遺したくないってのと、死んだ後くらいは人間社会から解放されたいので、永代供養よりも散骨が良いかな。

お葬式というのは遺された者のためにある儀式なので、遺す者がいない身としては自分の都合最優先で考えられるから、寂しいけどラクだ。本気で終活を考える年齢になる頃には、あの世へ旅立つ手段もさらに増えているんだろう。

 

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