セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

コンテンツは「生み出し続ける」ではなく「育てる」ものになってほしい

応援したい通販サイトNO.1のヨドバシさんが、転売防止のためにとった行動が記事になっている。

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

日本語が喋れない、つまり外国人限定ではあるけれど、販売店側が自社ブランドでもない商品の転売を防ぐために、自己判断で販売する相手を制限するのは珍しい。賛否両論あるだろうし、欠点(本当に欲しい外国人に売れない&日本語が喋れる外国人転売ヤーには効果がない)も目立つけど、個人的にはこれがきっかけになって転売対策が堂々と行われて欲しい。悪質な転売に対して販売店側から文句を言いやすい世の中になれば、メーカー側も対応せざるを得ない。前々から言われていることだけれど、お一人様一個限定の受注生産にするか、在庫が無くなり次第順次再出荷を約束すればいいのに。まあ、利益は減るだろうけど。

そもそも、コンテンツやグッズの量が多すぎる。こんなに新商品を溢れさせる意味はあるんだろうか。いや利益を出すためってのは分かるけどね? 次々に新しいものを創るんじゃなくて、一つのコンテンツに集中特化するってのはダメなんだろうか。例えば、一年間に10個新発売していたアニメフィギュアを、一年間で一個だけにする。数を減らす代わりに、価格とクオリティは上げる。フィギュアを買う人数は減るだろうけれど、マニアは絶対に買うし、逆に低クオリティだった故に逃していた客層を取り込める可能性だってある。安物を10個買うより、匠の品が1個あれば良いという人だって存在するからね。(シンプルライフミニマリストの需要にも合うし) これは例え話なので極端なシチュエーションになってしまったけれど、そろそろコンテンツを「生み出す」のではなく「育てる」時期に移ってもいいんじゃないかなー、と思う。

ブランド物だってそうだ。クリスチャンディオールとかエルメスとか色々あるけど、同じようなデザインと柄なのに、何種類もラインやモデルがあって訳が分からない。服もそうだ。同じような物が多すぎる。これだ!っという一つのコンテンツに絞って進化させ続けるようなマーケティングをしてほしい。それだけでは経営的に厳しいだろうから、実際に買ってくれた人から要望があったときだけ、別商品の開発に着手するとかね。

モノが既に消費しきれないほど溢れ返っているのに、さらにモノを生み出す世の中は疲れる。もっとマッタリしたいよ。あと、↑の記事でヨドバシが制限したエヴァのフィギュアに並んでいた人は、7割近くが中国人だったらしい。中国人の商売欲と消費欲ってすごいよなー。そりゃ、転売も流行るわ。

 

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