買占めとモノ余りが同時に起こるなんて
コロナの影響が食にも出てきている。
一斉休校の影響で発注した給食の行き場がなくなり、観光客が減ったことで外食用の高級魚を買う人が減って値崩れが起こっているらしい。正直言うと、コロナは何となく他人事だったのだけれど、やはり食に影響が出始めると深刻度が増す。値崩れはまだしも、給食は廃棄になってしまうんだろうか。買うよ食べるよー、ソフト麺とかもう一回食べたいよー。と思って検索してみたら、こんなニュースを見つけた。
大量に余った給食用の納豆を、お店で買い物してくれた人に無料でプレゼントすることにした結果、全て捌けたそうです。いや、よかったよかった。売上にもつながるので、廃棄を防ぐ方法としては理想のかたちだ。
ただ、給食は納豆だけじゃない。牛乳もあればパンもある。スーパーと連携するなりして、何とか廃棄を減らす方法が見つかるといいのだけど。
こういうとき、自分が人脈のないフリーターであることが、もどかしく感じる。人脈や権力のある人なら、こういうときに何かしらのアクションを起こせるんだろうが、自分にはそれが出来ない。せいぜい、情報を集めておき、誰かが支援を呼びかけたときに、時間と金が許すなら協力するくらいだろうか。時間はともかく、その金も殆ど無いという…
まあ、今までも一気に盛り上がったけど終わってみると、「大したことなかったね」ということは何度かあったので、今回もそんな感じで過ぎてくれることを願う。今回は命に係わる事柄だけに、リーマンショックみたいに引きずるのだけは止めてほしいものだ。
(3/4追記)
と書いたけど、世界規模で死者も感染者もどんどん増えていて、とっくに「大したことなかったね」の段階は通り過ぎてしまっていた。身近に感染者がいないので、どうも実感が湧かないが、株価は大暴れだ。