セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

悪趣味だけど、これからは倒産情報が注目ドコロかもしれない

www.tdb.co.jp


 

コロナのせいで余計に顕在化しているけど、日本の不況を肌で感じる。株価もウナギ下がりですね。 ↑はスキー場倒産の記事。コロナではなく、雪不足やスキー人口の減少が原因。人口に関しては仕方がないと思う。だって、スキーってお金かかるんだもん。

素人でも思いつくスキーの必需品としてはウエア、板、車があるけど、もし私がスキーを始めようと思ったら、ウエアはレンタルか中古、車はレンタル一択になる。テキトーに長野のスキー場で調べてみると、ウエアのレンタルが4000円、リフトの使用料も4000円、レンタカーが6600円。これだけで約15000円。これに長野までの交通費、食費(さすがに水とエナジーバーというわけにもいくまい)。2万円/日行くかな…ってかんじか。

ただ、せっかくスキーに行って1日で終わらせるのも勿体ない、となると宿泊費もかかるし、日数ごとに15000円が加算されていく。

最後に、これは私だけかもしれないけど、使ったお金が1円も返ってこない。例えばゲームや本だと、遊び終わったら現金化できる。でも、スキーではそれが出来ない。ノウハウやゲレンデ実体験リポートを売れば収益化はできるかもしれないけど、いずれにせよ、そのレベルになるまでには多大の出費が必要となる…

多分、私と同じようなことを考えてる人はたくさんいるので、貧乏人が増えている令和の時代にスキーは厳しいと思う。あと、単純にスキーできる体力のある年齢層が減っている。

 

 

そして、それ以上に深刻だと思うのが気象の変化。

気象庁|統計開始からの月ごとの値

↑は、気象庁の統計データのうち、今回倒産してしまったスキー場がある福井県の降雪量の年平均を抽出してきたもの。統計が始まった1961年~2000年までは、平均より多かったり少なかったり普通だったりがバラバラに入り乱れているけど、2000年ごろから降雪量が減り始め、雪が多かった年は2012年と2018年の2回しかないことが分かる。今はインターネットで現地の雪の量がリアルタイムで分かってしまうから、積もってないと「じゃあ止めよっか」となってしまう。

これに、コロナのような感染病やその他の天災(地震とか)が重なれば、経営には大きく影響が出るだろう。こればっかりは地球様の気分次第だから、「そろそろ、雪、増やそうっと♪」と考えを改めてくれるのが何年後になるか、人間如きには分かりっこない。まあ、気候変動という人災の可能性も十分にあるけど、だとしたらスキーがどうこう以前に、経済活動そのものをストップさせなくては解決しない。

うーん、不況…

 

 

今回のブログ執筆は、けっこう勉強になった。まず、帝国データバンクのサイトが面白い。それなりの規模以上の会社だけみたいだけど、倒産情報が速報で掲載されて、倒産の理由や経緯も解説されている。コロナ初の倒産となったくりやまコロッケの記事も読める。あと、データ分析をやっている会社なので各業界動向の記事も読める。『「任天堂」グループの取引先実態調査』とか。

そして気象庁のサイト。使い方がお堅いというか、ちと難しいけど、今回のように天候に関する情報が欲しいときは一番信頼できて情報量もある。企業の倒産は天候が関係していることもあるので、帝国データバンクの記事とセットで使ってみると、面白そうだ。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村