セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

我がバイト先は、長く勤めていれば仕事をしなくてもOK!なアットホームな職場です

コロナウイルスで学校が休校になったり、電通や資生堂がひきこもり命令を出したり、トイレットペーパーが売切れたり、スカイツリーラインが相変わらず人身事故で止まったり、非日常感が増してきた。こんなときだからこそ、もう2年近く(開ける機会がなくて)大切に閉まっていた長野の日本酒を開栓した。「渓流」というお酒。スッキリしてて水のように飲める。そこそこの酔い心地。

最近、夜に飲みたくて仕方がない。仕事が妙に疲れるのだ。コロナウイルスが蔓延しても縮小営業にならない我がバイト先は、今やお局様と社員たちの戯れの場所と化している。業績が傾きかけ仕事が少ないのに、バイトの仕事の調節が全くできておらず、片や殆ど喋らず黙々と作業をしても追いつかない部署があり、片や一日中ゆったりとお喋りし快活な笑い声が響く部署があり、それが同じフロア内に同居するという、カオスな空間になっている。

まあ、会社なら当たり前の現象だ。本来なら立場が下のバイトやパートでも、同じ場所で長く働き続ければ権力をもつ。相手が社員であっても、関係はない。これは生き物の摂理なのだ、彼らは野生の世界を生きているのだ。それに、自分の仕事が終わっているならば、怠けてしまっても仕方がない。給料が増えないのなら、契約外の仕事をやる必要はない。やることがないのは、会社の責任であって、何も生産せずに給料を貰いつづけた結果、会社の滅亡が早まってもそれは会社の責任だ。そう思って、お局や取り巻きの社員たちが楽しそうにしていても気にせず仕事をするように努めていたのだが、今日、ひょんなキッカケで彼らが仕事を片付けていないのに井戸端会議に夢中になっているという事実が判明してしまった。彼らを尊重していた今までの自分の行動は、全て無駄だったという訳だ。

これが飲まずにいられようか。全くやってられない。お局様たちは(多分)私より年上の人ばかりなんだけど、自分の巣穴を自分で破壊するような真似をして恥ずかしくないんだろうか。私はやるべきことが残っていると頭の隅っこがザワザワする性質なので、仕事が残っていれば片づけてしまう。仮に全ての仕事を片付けたとして、残りの時間をどう過ごすかというと、サッサと帰るんだな、これが。お喋りするにしても、会社なんかじゃなくて美味しいパフェがあるお店とかでお喋りしたい。ブログだって書きたいし、副業だって進めたいし、ていうかゲーム積んでるし、新しいカレーのレシピに挑戦したいし、見たい実況や動画もあるし… そう考えると、仕事がないのに残っている人たちって、帰りたくない理由でもあるのだろうか?それとも帰る理由がないのだろうか? 私は自分の1時間の価値は現在のバイトの時給以上だと考えているのだけれど、残っている人たちは違うということになる。1時間の価値が、1000円そこそこと同価値か、それ以下の人生… この意味は、大きく2つに分かれる。1つは、自分の価値を貶めてでもお金を手にしなくてはいけない理由がある。そしてもう1つは、本当にお札1枚で1時間を売ることに満足している。

…と、こんな邪推をしてしまうので、出来れば時間を大切にする人たちと働きたいものだ。要するに、会社で仕事をするのは嫌いなので、さっさとセミリタイアしたいんである。

 

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