セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

毎日同じものを食べる、という選択肢

GIGAZINE にこんな記事が載っている。

gigazine.net

 

「毎日同じ食事にすること」は私も前から心がけていて、今はどんな食事が良いか色々と試している段階。現在は朝食に水一杯、果物、もやしとえのき炒め、めかぶ、納豆。昼食は玄米といわし缶、寝る前に甘酒少々、というメニューになっている。ただ、それは健康や節約のためで仕事の日限定。休日はその日に食べたいものを食べるし、仕事の日でも昼食に半額の惣菜を持っていくこともあるし、朝の果物は季節によって変わるし、もやし炒めには野菜が加わることもあるし、仕事で疲れた日はついついスーパーで夜食を探してしまう。私は食事が好きで同じものを食べ続けると飽きてストレスになるので、毎日全く同じメニューというのは難しい。特に寝る前の食事はしょっちゅう変わる。仕事のストレスは食欲や食事内容にも(大体悪い方向に)影響する。

 

ただ、「認知力の無駄遣い」を減らすという点では、毎日同じ食事メニューというのは理に叶っている。食事に関する「認知力」には、

・安い店を覚える

・特売になっている物を見つける

・(生鮮品の場合)傷んでいないか、鮮度が落ちすぎていないかを確かめる

・(惣菜の場合)成分を確認し、値段に見合っているかを確かめる

・お菓子や豪華すぎる惣菜を買いたくなる誘惑に打ち勝つ

・調理をする

独身でも、ざっとこれだけある。ほとんど買い物に関することだけど。でも、これ全部を心がけていると買い物の時間は長くなるし、考えることも多くなる。しかも、私は食べ物に関しては熟慮することが(無駄に)多く、普通の人よりも余計に時間がかかっている。多分、休日だと30分以上は買い物に使っているし、帰宅した時はジョギングから帰ってきたときのような爽快な疲労感が残っている。実際、ストレス解消に一役買っているのだと思うけれど、「認知力」を使って疲れていることには変わりないし、「認知力」を使ってもっと生産的なことができたんじゃないの?とかツッコまれたら何も返せない。精神の安定を取るか、生産性を取るか。私の場合は精神の安定に「認知力」を使うことにしていますよと、こういうことになる。

 

逆にいうと、自分が食べたい物を用意するという何気ない行動でも↑に挙げただけの労力がかかっていることは間違いないので、そういったことが別に楽しくない、無駄だ、もっと他のことをしたい、と感じるならば、試しに毎日の食事を同じにしてみるというのは良い方法だろう。ついでに出費も減らせます。

 

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