セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

無職なので激安価格でエクセルを勉強している話

長らく無職だったけれど、今月からエクセルを使う現場での労働が始まる。エクセルは長年使っているけれど、労働現場で本格的に使用するのは初めてなので、初日でクビキリされないために、勉強している。

エクセルの勉強というと真っ先にMOSが思い浮かぶけど、あれは受験価格が1万円越でテキストも高い。ちゃんと収入を得ている人向けだ。なので、無職でも手が届く勉強方法を実践している。

 

方法その1:アマゾンのkindle unlimited を使う

f:id:NatuXa:20210108093436p:plain

エクセルのテキストは、アマゾンのkindle版もたくさんある。私は富士通エフオーエムが出版しているこのテキストを使っていた。kindle unlimited はたまに2か月99円とか大幅に値引いてくれるので、そのタイミングで入会し、テキストをダウンロードし、一通り勉強したら、練習問題や自分に必要だと思ったページを全てスクショして保存しておく。こうすれば、kindle unlimited を退会しても、何度も問題を解いて練習したり情報を見返すことが出来る。便利~。

 

方法その2:インターネットの指南サイト を使う

dekiru.net

インターネット上には、エクセルの操作方法やテクニックや関数を無料で公開しているサイトがたくさんある。その中から、自分が使いやすいと思ったサイトをブックマークして、サイト名もきちんと覚えておく。

…何を今さら、と言われるかもしれないが、労働現場でエクセルの関数や操作方法が分からないとき、情報源を一から探すよりも、いつも使っているサイトに直接アクセスして探す方が早い。家なら時間をかけても構わないけど、労働現場でそんな悠長なことをしていると白い目で見られそう(偏見かしら?w)。どうせエクセルを使うような場面ではネット接続がもれなく付いてくるし、覚えておくに越したことはないと思う。

 

方法その3:試験の問題を解いてみる

www.goukaku.ne.jp

労働現場でエクセルを使うなら、テキストや指南サイトを読むだけじゃなくて、実際に使って慣れておきたい。現地でいきなり本番は不安だし。

…と悩んでいるので、↑のサイトのように無料で公開されている過去問を解いて、不安を和らげている。だんだん解けるようになってくると、けっこう楽しい。まあ、試験の過去問が解けるようになっても、この経験が労働現場で通用するかという不安は残るけどね… あと、どうせやるならMOSの過去問が一番良いらしい。

 

ということで、無職でも激安価格でエクセルを勉強できるというお話でした。

せっかく勉強したんだから、労働だけじゃなくてセミリタイア生活でも活用していきたいな~、何か良い方法ないかな。

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2020年12月の出費状況と、今月の目標

無職のまま終わった2020年。

最後の出費はどうなったか。

 

2020年12月の出費一覧

家賃+水道高熱費+通信費:61,568円

娯楽:25,280円

税金:20,090円

食費:17,248円

交際費:11,509円

生活費:4,264円

交通費:2,959円

その他:894円

----------------------------------------

計:143,812円

 

↓ちなみに先々月の生活費はこちら。

wataridori-project.hateblo.jp

 

 

分不相応の出費をしていた無職は、何にお金を使っていたのか

ということで、内訳。

  • 家賃+水道高熱費+通信費 → 家賃、水道光熱費、ネット代は同居人と折半。残りが電話代。
  • 娯楽 → アプリに課金、motherの限定グッズ購入、ニンテンドープリペイド購入、占い、タロットカードの購入、本、SWITCHの収納ケース。
  • 税金 → 国民健康保険、国民年金。
  • 食費 → 項目が多くなってきたので、自炊も外食も「食費」でまとめる方法に戻します。
  • 交際費 → 友人と会ったり飲んだり ×3回。2回は行きつけの飲み屋。あとの1回は友人宅に泊まって(2泊3日)年末祝い。
  • 生活費 → 大きい買い物は無印良品のチノパン。
  • その他 → 就職活動の費用。

 

税金について

今月から税金も一緒に書くことにします。出費の中では家賃の次に大きいし、セミリタイアにも節税は不可欠なので、それを忘れないためにも。

まあ、今回は娯楽費用の方が多くなっちゃったけど(笑)。

 

食費について

 

税金の項目が増えたので、食費は今まで自炊と外食で分けていたのを、一つに戻します。今までも区分が曖昧だったし。

ただ、自炊と外食の記録自体はちゃんと分けていて、今回は2万円以内に抑えつつ、自炊:外食が3:1だったので、きちんと節制できていたと思う。年末は、どうしても交際費が増えてしまうからね。 

 

娯楽について

年末とはいえ、無職に戻ったというのに1か月で約2万5000円の出費。ヤケクソにしか見えない(笑)。

言い訳をさせてもらうと、motherのグッズというのは『mother』という大好きなゲームのセリフカタログで、買い逃してプレミアが付いたら絶対後悔することが分かっていたから買ってしまった。ニンテンドープリペイドは、以前から欲しかったswitchのダウンロードソフトが年末セールで半額になっていたので、今回が買い時だった。(それ以上の値下げは考えにくい)占いは特技を一つ増やしたくて、ちょうど近所でタロットカードのイベントをやっていたので、今回が買い時だった。本は、健康関連のもので早めに実践したかった。switchの収納ケースは、ポケモンセンターで5000円以上購入するとDVDプレゼントイベントをやっていたので、今回が買い時だった。

…というわけで、イベントと年末セールが重なった結果、纏まった出費になってしまったわけ。後悔はしていない。

 

反省

年末の出血大サービスみたいな出費になってしまったけれど、なんだかんだで派遣社員の労働先が決まったので、貯金が底を尽きて死ぬことは無いでしょうw

ただ、今月も今月で、労働現場用の服を揃えるための出費が控えているので、出費が安定するのは3月から。(1月中盤から派遣開始なので、2月はあまり給料が入らない)

 

今月の目標

今月の収入は失業給付だけなので、大きな出費はできない。

なので、3月から給料が入り始めときに、そのカネを使ってどのような自己啓発をしていくか、情報を集めたりじっくりと考える期間にする。今年が終わるときに、成長を感じられる一年にしていきたい。

 

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セミリタイアに向けて、おカネの使い方を計画中

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

今年のおカネの使い方

今月の21日から、派遣社員として労働を開始することになった。

時給制で土日祝が休日。今まではシフト制のアルバイトだったが、カレンダー通りの社会人になる。給料も、一般的な派遣の事務と同水準だと思われる。

ということで、仕事が決まって収入の目安も付いたので、今年のおカネの使い道については、

セミリタイアに向けて貯金は今まで通り、額をしっかりと決めて堅実に

かつ、

余ったおカネは全て使う勢いで、自己投資も徹底的に

を目標にする。宵越しのカネは持たないぜ、とまで言う気はないけれど、20代は自己投資を殆どやっておらず、成長がなかったので、これからは可能な範囲で色んな経験値を積んでいきたい。ただ、今回の仕事も続かなかったら恥ずかしいので、金額は概算ということで…

 

1か月の固定出費の目標金額

  • 家賃+水道代+電気代+ガス代+ネット代 → 60,000円
  • 電話代 → 1,500円

目標といっても、家賃関連はルームシェアで6万円ずつと決めているので、これは不動。

電話代はLINEモバイルの「LINEフリープラン 1GB + 音声通話SIM」と契約している。短い会話を数回程度なら1,200円くらいなので、少し多めに見積もって1,500円を目標とする。

 

1か月の貯金の目標金額

  • 積立NISA → 34,000円
  • 確定拠出年金(IDECO) → 5,000円
  • 現金での貯金 → 10,000円

積立NISAは限度額(40万円/年)を使い切ると決めているので、月額だと34,000円くらいになる。ちなみに積立NISAの使い道は、セミリタイアに備えて持家の確保を計画している。

IDECOはとりあえず5,000円にしているが、余裕があれば増やすかも。

加えて、イザというときすぐに使える現金も確保しておきたいので、給料とは別の口座にも10,000円ずつ貯金する。突然の事故や去年のような無職期間に備えてのつもりだけど、貯め込み過ぎても勿体ないので、旅行に行ったときの費用はここから崩そうと思っている。

 

自己投資に使う金額

固定出費と貯金で、1か月の合計出費は110,500円。この残りが、生活費や食費や自己投資に使う金額になる。

これについては、「毎月○○にいくら」とするよりも、「今月は自己投資としてこれに使う」という目標を決めて、その残りで食費や生活費や娯楽費をやりくりする、というかたちにしようかと考えている。

 

今年は、こんな自己投資がしたい

今回の就職がうまくいったら、おカネの使い方はこんなかんじにするつもり。

自己投資の具体的な内容だけれど、私の人生目標がセミリタイアなので、自己投資もセミリタイアへと繋がるものが良い。というわけで、今年は食費のスリム化を目標とする。

具体的には、遅延フードアレルギー検査を受けたり、食に関する最先端の知識を習得することで、自分に最適な食事内容を見つけて、平日はその食事だけを摂るようにしたい。そうすれば、仕事帰りについつい菓子や惣菜を衝動買い… ということが無くなる。

また、休日は身体の中をリセットする特別な(?)食事を摂りたい。とりあえずボーンブロスが良いらしいけど、他にもあればどんどん試していきたい。断食も流行っているから何度か試してみたけど、どうも私には合っていないらしい。

そして週のうち1日だけは、好きなものを食べる!このときも、大量生産の駄菓子や惣菜に走るばかりではなく、ちゃんと老舗店や百貨店で信頼できるブランドを色々と試してみたり、地元で行きつけのお店を増やしたりして、本当に応援したい人たちにおカネを使いたい。美味しい料理を満喫することも、立派な自己投資!

 

というわけで、今年はこんな1年間を目標にしていきます。

どうぞ、よろしく。

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依存している人間を見ていると、心がザワつく理由を考えてみた話

私は、どうも依存性のある人間に苦手意識があるらしい。

以前の職場では、実家から出ず、バイトもお小遣い程度で、貯金はしないで趣味に全力消費!という人が何人かいた。どういう生き方をしようと他人の勝手だし、当人が困っているわけでもなかったのだけれど、何故だかそういう人たちを見ていると心がザワついて、その理由が分からなかった。

最初は「嫉妬」だと思っていた。東京に実家があって、高い家賃を払わなくても労働先には困らず、子供から家賃の取り立てが必要ないくらいには親も裕福。私のような地方民(埼玉だからまだマシだけど)からすると非常に恵まれた環境だ。

心がザワついたまんまだと気持ちが悪いので、じっくりと考えてみることにした。

 

試しに自分の境遇を、「実家が買い物に便利で労働先にも困らない場所にあり」「両親は成人した子供でも養えるくらいに裕福で」おまけに「両親は菩薩並に優しく、成人した子供が労働をせず趣味に没頭していても笑って許してくれる」という仮定に置いて想像してみたが、物凄く居心地が悪い。実際にそんな状況に置かれたら、実家を出てしまうか、せめて家賃の代わりに両親のための貯金をするか、それくらいしないと耐えられない気がする。それくらい大きな不安を感じた。

この状況だと、「子供」は「親の資本」に依存していることになる。「親の資本」というのは外部要因であって、一般人が外部要因を制御することはほぼ不可能であることを考えると、この「子供」の人生はいつ崩壊してもおかしくない非常に不安定なものとなってしまう。わたしが感じた大きな不安の正体は、これだと思われる。

こういう不安を解消するために、(資本主義に生きる一般的な)人間は労働して資本を使うことで「土台」を固め、自分の人生が崩壊する可能性を少しでも減らす。そうしておけば、もし「親の資本」のような外部要因が崩壊しても「土台」は残っているから、そこからやり直すことが出来る。

しかし、先ほどの例に挙げた「親の資本」に依存している「子供」は、「土台」作りを放棄して外部要因となる「親の資本」をそのまま「土台」にしてしまっている。だから、「親の資本」を「子供」自身は制御できないうえに、「親の資本」が崩壊した時に「土台」すらない場所から始めなくてはならないという、二重の不安定さがある。土台なんていつでも作ってやるぜ!というガッツがあれば良いけど、依存するような人間がそんなものを持っているとは思えない。

 

ということで、私が以前の職場の人たちに感じた心のザワつきの正体は、不安だったらしい。そりゃあ、お世話になった人たちが将来自活できなくなって、恨み言を吐きながら死んでいく様子なんて、できれば聞きたくない。それに「自分も、もしかしたらこうなるかもしれない」という要らぬ不安要素まで押し付けてくる、という意味でも精神衛生上よろしくない(笑)。

 

こんなことを書くと、いわゆる社会的弱者となる人たちや、病気やイジメなど(これも外部要因ですね)本人にはどうしようもない理由で依存せざるをえない人たちに、理解が無いように思われるだろう。実際、私はまだそういう状態に無いので理解できていないことはたくさんあると思う。

ただ、私が不安を感じる依存というのはあくまで、本人に「土台」を作る気が無く積極的に依存という生き方を選んでいる場合のみである。まあ、国からの支援や他人のヘルプを受けながら、人生の「土台」作りをしている状態を依存と言えるかどうは疑問だし。

言うまでもないけど、依存先は「親の資本」に限った話ではない。

 

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スーパーに行くと、何を買って良いか分からなくて30分ぐらいウロウロしちゃう話

普段は食べるメニューを決めているんだけれど、週に1日だけ、お店で好きなものを買って食べている。

お気に入りの個人店で買うこともあるけど、もちろんスーパーに行くことも多い。

当然、メニューが決まっていないので、そのときの気分で食べたい物を買うことになる。これが大変なんである。

例えば、明らかにお買い得な特売品や見切り品があれば、それを選べる。でも、お買い得な商品が特になく、純粋に定価で食べたい物を探すとき、スーパーには非常に多くの選択肢がある。惣菜、冷凍食品、パン、納豆、パスタ、お菓子、etc... 私には好き嫌いが無いという長所があるのだけれど、このときばかりは裏目に出る(笑)。

スーパーの惣菜も、大手メーカーの既製品も、旨い。だから、そのときのノリと予算でパッと決めてしまえば良いのに、それができない。というのも、「本当にこの値段に見合う幸福感を得られるか」を考えてしまうから。

今やスーパーで売られている殆どの商品には、化学調味料で味付けされている。化学調味料を使ったジャンキーな食べ物も好きだけど、だったら100円くらいの安いお菓子で十分。300円も400円も払って、100円のお菓子と同じような惣菜やご飯ものを買うくらいなら、美味しい飲食店で食べた方が出費はかかるが満足度も高い。

かといって、無添加の既製品を買おうとすると値段が上がるので、普通に食材を買って自分で調理して味付けして食べた方が安上がり、となる。いやでも、今日くらいは自分じゃ作れないものを食べたいんだよな… という思考のループに陥って、30分くらいもスーパーをウロウロしてしまうんである。「今日は「大きな大きな焼きおにぎり」の気分!」とか、「何でもいいからパスタが食べたい!」みたいに食べたい物が決まっていると楽なんだけど、あまりない。

そんなわけで、食事を買いに行くという行為に時間を使いすぎてしまっているのではと最近感じているので、食べたい物が決まっていない日は、特売品と食材コーナー(野菜、肉、魚)だけを見るか、いっそスーパーには近寄らず個人店で買うか、どちらかにするべきかなと考えている。散々迷った挙句、何も買わずに店を出ることも多いし。

 

選択肢が多すぎると、逆に選択できなくなる。有名な実験として、スーパーで24種類のジャムを販売した時の購入率は3%で、6種類だと30%だった、というものがある。記事にもした『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本で知った。

wataridori-project.hateblo.jp

何でも選べるようになればなるほど、何も選べなくなる、という現象は面白い。令和が平成よりも幸せで、平成が昭和よりも幸せだった、とは言い切れない理由を解決するヒントになりそうだ。

私自身も、モノが多すぎることに疲れて断捨離して「生活感が無い」と言われるような部屋に住んでるわけだし。

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『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んで、やりたいことを探してみた

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無職になってから、この先の人生をどうするか考えていた。

が、うまい答えが見つからず、「仕事が始まって収入が入るようになってから決めるかー」と思っていたところに、この本を知った。

kindle unlimited で無料だったので読んでみて、「やりたいこと」の目途が付いたで、記事にまとめてみる。

 

この本について

著者:八木 仁平。「自己理解」が大好きとのこと。ブログやセミナーもやってる。

執筆年:2020年

 

この本の目的

タイトル通り、「やりたいこと」を見つけることが目的。

ただ、著者は「やりたいこと」と「本当にやりたいこと」は別物と考えている。

その違いは何か、どうすれば「本当にやりたいこと」を見つけられるか。

ということが気になる方は、読んでみて欲しい。

 

 好きなこと、得意なこと、大事なこと

著者は「本当にやりたいこと」に必要な要素として、この3点を挙げている。

これらの見つけ方が本書のキモとなるので詳細は省くとして、私が実際に見つけ出した答えをまとめておく。

 

○好きなこと(もの)

  • セミリタイア関連
  • 個人、個性、オリジナリティ
  • 歴史があったり、何度でも飽きずに消費できるような、質が高い作品やモノ

 

○得意なこと

  • 節約志向、節約のためなら1時間くらい平気で歩く
  • 好きな対象については、一日中没頭できる
  • 相手の気持ちを理解しようとする(できているかは置いといて)
  • 黙々と作業できる
  • 個性が強い(⇔集団に馴染めない)
  • 知識欲があり、勉強が苦ではない
  • 書くことで自己表現が出来る
  • 無職アレルギーがない(⇔労働アレルギーがある)
  • たくさん食べる、ある程度なら飲める
  • 価値あるモノへの関心が高い(⇔流行に乗り遅れやすい)
  • 人やモノが少なくても平気(⇔人やモノで溢れる環境が苦手)
  • 健康への関心が高い
  • 妄想癖がある

 

○大事なこと

  • 自立:周囲ではなく、自分を軸とした生き方を理想とする
  • 言葉:言葉を武器にして、影響力をもつ人間になりたいと考えている
  • 没頭:気になったモノはひたすら追求し、経験値を溜める
  • 脱資本主義:モノやカネを指標とする資本主義社会に馴染めないことを自覚し、自身の価値観で生きる方法を模索する

 

「やりたいこと」の仮説と、仕事の目的

上記3点の結果を基に、自分がやりたいことをリストアップする。

「仮説」とある通り、思いつき程度の内容でもよい。例えば私の場合は、

  • セミリタイア日記
  • 貧乏人の日本一周記録
  • 老舗の味開拓ツアー
  • カウンターカルチャー的冊子の刊行
  • セミリタイア視点で作る参考書
  • カネのかからない暇つぶしアドバイザー
  • 一作品のレビューを書き終わるまで眠れまテン
  • せどり
  • 小説家

 など。意味が分からないものやショーモナイものもあるけど、あくまで仮説ですから。

で、もちろん全てをやる時間は無いから絞り込む必要がある。そのときに必要なのが「仕事の目的」。例えば、私が考えた「仕事の目的」は次の通り。

  • 資本主義社会の生きづらさを解消し、健康的な生活を送るため、そのきっかけとなる考えやモノをご提供する

この「仕事の目的」を達成できそうな「やりたいこと」を、さっきの仮説から選んで実践してみよう!というワケ。

 

読んだ感想や、世間の評価

やりたいことが見つかった!とまでは言わないけど、来年の目標が何となく見えてきたので、個人的には大満足。

不満だったのは、利益ありきの内容だったこと。無益な趣味レベルでも「やりたいこと」は当てはまると思うんだけれど、本書の「やりたいこと」は利益が出る仕事レベルのおはなし。まあ、著者が「月収50万円もあれば十分」とか書いてる時点で察しは付いたが、セミリタイア視点は足りていません(笑)。

それから、本書を活用できる人も限られている。私のように、ロクに自己理解や自己分析をした経験がなく、しかし、過去にハマったものや少しでもいいので自分からアウトプットした経験がある人は、使いやすいと思う。というのも、本書のアプローチ方法が過去をひたすらほじくり返すというものなので、「これまで学校や会社から言われたことだけやってきて、趣味と言えば流行の大衆娯楽の消費ばかりだったけど、そんな人生を変えたい!」という消費一辺倒の人には効果が薄いだろうし、過去にトラウマがある人にも向いていない。

また、アマゾンのレビューには「内容が薄い、浅い」というものもあった。自己理解や自己分析の経験が豊富な人間には、物足りないのかもしれない。「アプローチが過去にばかり向いていて、未来に向いていない」という意見もあった。ということは、未来志向の自己理解というのもあるのだろうか。それは面白そうだ。

 

最後に

もし、これからコロナとか不景気が原因でうっかり無職になってしまった人は、息抜きがてらに読んでみると、転職や人生設計の手助けになるかも。

また、セミリタイア的視点が足りないとは書いたけれど、著者のこの意見には激しく同意する。

 

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秘書検定2級に合格した

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いやー、よかったよかった!

知らなかったマナーや常識も勉強できたし、秘書検定は受けておいてよかった。

就職活動も少しは有利になる…のかな?

 

何となく受験を決めた資格だけれど、合格を知ったときは想像以上に嬉しかった。

ここ数か月、失敗しかしてなかったから。

他の資格も取りたくなった。

次は簿記3級か、ExcelのMOSを考えている。

就職先が決まるか、実家に戻るかして、資金に余裕が出来たら受験するつもりだったけれど、多少無理をしてでも資格は取った方が良いのだろうか。

悩む。

 

私は、勉強するのが好きなのかもしれない。

 

楽しいし、自信が持てる。

そういえば、学生の頃の得意科目のテストが、自分に本当に自信があった最後のタイミングだった気がする。

大人になって、労働や資本以外の価値が認められなくなってから、一気に自信が無い人間になった。

 

最近、考える。

労働やカネのためではなく、人間のために生きてみたいと。

「人間」というのは、自分はもちろん、他人も入っている。

おめえ今までも自分勝手に生きてきたじゃねえか、と言われるかもしれない。

そして、それは当たっています(笑)。

 

今回の「自分のため」はそうではなく、

自分のために努力する、ということ。

そして、他人のために努力する、ということ。

何かを努力する、ということ。

その努力の目的を、労働やカネではなくヒトにすること。

20代を自分勝手に生きてきて、

そこには努力がなかったから、

その結果、何も成長することはなくって、

それでも良いやと思っていた。

 

でも、今回仕事を失くして自立が出来なくなり(社会保険のお世話になっていた)、

解決方法も見つからないから、

あの世へ旅立つ方法をまとめた本をお取り寄せして(笑)、

「どうしようもなくなったら、この片道切符があるぜ!」

と意気込んでいたけれど。

やっぱり、死ぬ前に、

一度くらいは、誰かの役に立ってみたいよなあ。

一度くらいは、心の底から「生きててよかった!」って感じたいよなあ。

と、思ってしまった。

そんなこと、諦めてたはずなんだけどなあ。

そもそも、まともな社会人経験もないのに、

「他人の役に立ちたい」なんてナニゴトだ!って話だが(笑)。

 

普通の人だったら、10年以上前に同じことを考えて、

結論を出して、キチンと社会人になって、

自立して、人々に貢献しているんだよね。

本当に立派だ。

一生、追いつけない。

追いつけないから追いかけても仕方がないし、

今から彼らと同じことを始めるしかないんだろうなあ。

 

ただ、その割には、「生きててよかった!」と感じてる人が少ないのが気になるんだけど…

ま、余計なことは考えなくていっか!

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