セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

「何日も旅行してたくせに、もう仕事に疲れたの?」と言わないで

ギガジンにこんな記事が出ている。

 

gigazine.net

 

私はむしろ、旅行明けの出勤は旅行前よりもダルく感じることが多い。旅行で逆に疲れちゃってんのかなーと思っていたけれど、そうではないらしい。仕事の疲れは数日間の旅行よりも、毎日の小さなリフレッシュが効果的で、「バカンスの間にも仕事は待っている」「バカンス直後の仕事量は通常よりも多い」ことが理由なんだそうだ。

これ、週休2日or3日議論と似ていて、どんなに仕事以外の時間を工夫したところで、仕事そのものの状況が変わらなければ根本的な解決にはならない。仕事疲れには旅行が良いという風潮は、仕事の疲れが体力的なもののみから来る人にしか通用しないと思う。仕事自体は嫌いじゃなくて、単純に疲労でパフォーマンスに影響が出ているだけという場合だ。それなら疲労を回復すれば元に戻るだろう。だけど、仕事疲れが体力だけでなく精神的あるいは性格的なものから生じる人もいる。平たく言うと「働きたくない」「働くの嫌い」という場合だ。そういう感情は疲労のように休めば消えるものではないから、何日休もうが仕事を再開すれば旅行前のパフォーマンスに戻るだけだ。むしろ悪化することも考えられる、一度は逃げたのに戻ってきてしまったのだから。

そういうわけだから、旅行から帰ってきてしばらくは「ダルいなー」「働きたくないなー」って気持ちが強いんだけれど、ずっと働き続けてる人に申し訳ないから、なかなか口には出せない。こんなかんじで私のような仕事嫌い人間は肩身が狭いので、記事のような仕事精神学(?)はどんどん研究を進めて、セミリタイアに都合の良い調査結果をバンバン発表して欲しいものだ。(笑)

 

 

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