セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

セミリタイアにこだわる理由は、持病の治療もある

少し体調を崩してしまっていた。私にはアトピーの持病があるのだけれど、それが急に悪化してしまったんである。身体中が真っ赤になるし、首からは体液が出るし、手はあちこちアカギレするしで、こりゃタマランと一日お休みをいただいてしまった。

現在は中古品を実際に触る職場にいるので、特に利き手の荒れが酷く、夏だというのに手のひら全体に霜降りのようなヒビが入るほど。全然美味しそうには見えないけど…

仕事をしていると、アトピーを完全に鎮めるのは難しい。そもそも、アトピーを完治させる方法は見つかっておらず、患者の殆どはステロイドなどを塗布しながら、良くなったり悪くなったりを繰り返している。アトピーの原因はストレス、食べ物、乾燥、化学添加物、ばい菌、etc... と言われている。要は外部からの刺激で溜まったウミが肌に噴出してしまう体質なんである。だから、アトピーを鎮めるのに最も有効な方法は刺激を受けないこと、つまり、なーんにもしないことなんである。例えば空気のきれいな場所でリラックス、あとは断食などが有効らしい。まあ、仕事をしている人間には無理な話だ。せめてセミリタイアできる程度に余裕がないと、アトピーの本格的な治療はできないと言っていい(と思う)。

世間にはステロイドや保湿がアトピーを悪化させているという説もあり、私もその説の支持者だったりする。ステロイドは本当に一時しのぎにしかならない。体質を変えなければ、アトピーはショートスパンで何度でもぶり返す。でも、ステロイドや保湿をしないと全身に炎症が広がって仕事どころではなくなる。仕事が出来ないとお金が稼げず、セミリタイアが遠のき、アトピー治療もできない… だから、私はセミリタイア資金が溜まるまでは、ステロイドや保湿には依存しない程度に頼るつもりだ。

それに、アトピーは内部の不調が非常に分かりやすい形で現れるので、不摂生のバロメーターにもなる。以前の健康診断で悪玉コレステロールが高すぎると診断されたけど何もしていなかったし、揚げ物やお菓子など良くないものを食べることも多く、運動も全然していなかった。それが重なりに重なって、一気に爆発してしまったんだろう。アトピーは厄介だけれど、取り返しのつかない大病に罹ってから初めて不摂生に気が付く人も多いことを考えると、悪いことばかりでもないのかなと思っている。ただ、こういう持病がある人間でも働きやすい社会にはなって欲しい。ヨーロッパの休暇は3か月と言われているけれど、3か月もあれば完治とはいかなくても腰を据えた治療が出来るので、そういう点でも労働環境が進歩しているんだなーと思う。

 

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