セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

ドラマ版「凪のお暇」が面白い

主人公の元恋人役の高橋一生さんが好きなのと、主人公がセミリタイアっぽいかんじだったのが気になって見始めたんだけれど、2話時点で楽しく見ている。日常系に近いので先が気になって来週が待ち遠しい!という興奮はないけれど、登場人物がバリエーション豊かで(今のところ)胸糞悪いキャラが凪の元同僚たちくらいなので、飽きずに見られる。

 

凪をいいように利用する同僚たちの行動も分からなくはないし。集団で一人にたかるってとこは、女子学生のまま大人になったってかんじ。ハッキリ断らない凪も悪いしね。誰の意見にもハイハイ従ってしまうのは、他人のことを気遣っているように見せかけて、自分が一番可愛くて仕方のない人がとる行動なのだから…と凪が気が付くシーンもあったので、これから彼女がどう変化していくのか楽しみ。

 

高橋一生さん演じる元恋人はモラハラの気もあると宣伝されていて、モラハラ要素が苦手なのでちょっと不安だったけれど、そこまででもなかった。凪の前では支配的な言動なのだけれど、彼女が拒絶すると(通行人たちに見られながらw)エンエン泣いて逃げ帰って、行きつけのバーで飲んだくれるというクズ系愛嬌のある人物。どっちかというと、何考えてるか分からない凪の隣人のイベントオーガナイザー(中村さん演じるゴン君)の方が怖い。高橋さんって、こんな可愛げのある役もやるんだなー、と思っていたら同じことを考えた人多数。

thetv.jp

(どうでもいいけど、1ページの文量を少なくして何ページも読ませるのって何なんですかね。アクセス数稼ぎ? とりあえず1ページ目と3ページ目に高橋さんの演技について、チョロっと触れられています。)

 

劇中で一番好きな人物は、三田さんが演じる節約と映画が好きな独身おばあちゃん。凪に「このまま独身無職のままだと、私もあんな風になっちゃうのー?」とか最初はボロクソ言われるが(自販機の小銭を漁ったり、パンの耳をタダでもらったりしているので)、1Rの部屋は趣味インテリア&小奇麗で、辛い人の気持ちもよく分かる、人徳者という設定。公式サイトの人物紹介では「日々の生活を大事にして、人に何と思われようと、ただただ、自分の命を自分の人生のためだけに生きる女性」となっている。年を取っても一人でも、生きたい人生をとことん追求する女性。セミリタイア志望の三十路女には憧れの存在。

 

主人公はまた働き出すと思うので、セミリタイアっぽいシーンは減っていくだろうけれど、来週以降も楽しく見て行こうと思う。

 

 

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