年金改革法が成立してた
年金の法律が変更された。主な変更点は、
- 2024年にかけて対象とする企業規模を段階的に拡大し、厚生年金の加入者を増やす。
- 年金の受給開始を60-75歳まで選べる。(今までは60-70歳)繰り下げるほど月額のもらえる額は増える。
- 在職老齢年金の対象者が、月収47万円超えに縮小。(今までは月収28万円超)
一生独身&非正規貧乏がほぼ確のNatuXaは、厚生年金に入りやすくなる今回の法改正は有難いのだけれど、世間的にはそうでもない。というか、反対派多数。
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— うににゃん (@ninjahp001) May 29, 2020
これでは、零細企業である弊社も事業の見直しを迫られる、というよりも撤退を考えなければならなくなる。 結局雇用先を減らすことになる。 消費税と言い、年金制度と言い、政策が経済成長のためには全く逆のこと...#Yahooニュースのコメント https://t.co/B2rWDHOv5I
特に目立ったのは、零細企業がますます潰れやすくなる、といった声。保険料の負担を逃れるため、週20時間未満の時短勤務になる人が増える可能性がある。午前と午後で働く人が違う、という職場が現れるかもしれない。
もう一つが、前々から問題視されていて結局解決されていない、シュフの○○万円の壁。
年金改革法が成立したみたいですね😱パートさんの年金適用拡大に‼
— ぬきまる店長💣ただの拡散屋 (@nukimaruda) May 29, 2020
年金は貰えると思うけど、支給が始まる年齢は上がり、マクロ経済スライドで金額は下がりますね😅
入らなくて良いなら入らない方がいいかもね😱
ってかパート主婦の少ない手取りを更に減らす法律作るなよ🙃
デメリットしかない😳
壁を超えないため、止む無く時短勤務するシュフは増える。少なくとも減ることはない。そのための法改正じゃないだろうし。
最後の在職老齢年金対象者の縮小についても、カネに困らない上級国民様を優遇している!という意見があった。ただ、政府の方針として労働力は出来るだけ増やしたいだろうし、60歳でフリーで働いてる人でも月収28万円は有り得ない金額じゃないと思うので、その人たちの仕事を奪ってしまうよりも国の為になるのかな?とは思う。月収28万円とは言っても、手取りはもっと少ないだろうし。そもそも、いわゆる上級国民様は改正後の47万円でさえ目じゃないくらい貰ってる気がする。年収800万とか1000万とか、そんなレベルでしょ?
一つ気になったのが、「受給開始を60-75歳まで選べるようになった」という改正内容を、「年金支給75歳から」と説明している人が目立ったこと。本当に誤解している人もいるんだろうけど、動画で説明します!とか言ってる人たちは意図的なんだろうか。
これについても、繰り下げるかどうかはキチンと計算して、慎重に決めなくてはならないだろう。特に平均寿命が短い男性にとっては悩みどころだろう。下手に繰り下げて貰う前に死ぬくらいなら、月額は減っても60歳から貰い始めて貯金や投資に回す方がマシだ。あとは年を取る前に節約術を極めて出費を絞るのに慣れておけば、働かなくても受給開始だけ繰り下げるという荒業も可能かもしれない。もちろん、人がいつ死ぬかはどう足掻いても分かりっこないんだから、何も考えず60歳から貰い始めるのも一手。
こんなかんじで色々と波紋が巻き起こっておりますが、年金制度を維持するの苦しいんだろうなぁ… という事だけは、ほぼ確。月に2万円も取られてるのに、貰えず死ぬのだけは嫌だなあ。