消費税も犯罪の罰金も、恐怖に震えるのは貧乏人だけ
日産のゴーン会長が逮捕されたニュースで、お茶の間も株の世界も大にぎわいです。
私もちょろっと事件の概要を読んでみたのですが、朝日新聞の記事に気になる記述が。
この記事なんだけど、最後の段落に罰金について書かれているように、金融商品取引法違反で、1000万円の罰金か10年以下の懲役が課されるとのこと。
で、ゴーン元会長の報酬は100億近く。10年も閉じ込められることを考えなくても、1000万円は安いものでしょうから、間違いなく罰金を選ぶでしょう。
私は貧乏なので、お金持ちはどうして次から次へと金勘定を誤魔化して炎上しているんだろう、と不思議でならなかったのですが、この記事で少しわかりました。
(お金持ちにとって)罰金が安すぎるんですね。報酬100億のうち1000万円ということは、年収200万円の２０００円に相当します。と書くとおこづかい程度の金額にみえてしまいます。実際にお小遣い感覚かどうかは、本人に聞かないと何ともですが、支払に困らない金額ということは間違いありません。法人の7億円が上乗せされたとしても、月収分にもなりません。
ばれてもお小遣いが減るだけ。ばれなければ税金をたっぷり節約できる、となると...
そりゃあ、やっちゃうよね。脱税w
余りにも罰が軽すぎる気がするんで、実際にはもっと色々とられるのかな、さすがに。まあ、あんまり思い罰則を作っちゃうと、政治家さんたちもお金の節約が大変になっちゃいますしね。
