土に還るペットボトルが開発された
環境に優しい科学製品を手掛けるオランダの企業が、ゴミにならず土に還るペットボトルを開発したとのこと。コカ・コーラが導入できるということは、大量生産も可能と言うことだ。素晴らしいニュースだと思う。
最近、ペットボトルを買いづらい
私は出かけるときに、水を持っていくことを良く忘れる。水筒を持ってないのが一番の理由だと思う。
そんなときは、出かけた先でペットボトルのミネラルウォーターを買うことが多い。もともと出不精なのもあって、特に違和感は無かった。
だけど消費中心の生活に疑問が芽生え始めると、ペットボトルを買うにも躊躇するようになった。たった一回のために環境汚染度の高いゴミを使うのが、どうも腑に落ちない。外食する予定があればそこで飲めるけれど、無い場合は仕方なくペットボトルを買うか我慢するかしかない。これからは出かけることが増えると思うので(コロナの鎮静化と就職活動のため)、次に買ったペットボトルは捨てないで再利用するつもり。
ちなみに水筒を持ってない理由は、お気に入りをうっかりカビさせたショックを引きずっているため…
脱プラを掲げる企業たち
私がプラスチックフリーを意識し始めたのは、世界がプラスチックごみ削減に動いているのが大きく関係している。こう書くとミーハーに見えるね、いえーい。
このムーブメントは大手企業も参加している。
7月からコンビニのレジ袋も有料だ。いちいち「袋要りません」と断るのが面倒だったので嬉しい。断ってもうっかり袋に入れちゃう人も多いし。
ちょっと前はストロー廃止も話題になった。スターバックスが特にニュースになったのかな。
ユニクロやGUのセルフレジは東芝製ということを初めて知った。今は袋詰めもセルフになっているので、小さな服はカバンにそのまま入れて持ち帰っている。以前はここもプラスチックの袋を使っていた。
プラスチックが無い生活
プラスチックが無い生活は、どんなものなのだろう。見ただけではプラスチック製と分からないものもあるので(服とか、木に擬態した小物とか)、ちょっと想像しづらい。
そんな事態を見越してか、一部ではプラスチックフリーチャレンジなるものが流行っている。調べてみたら3年くらい前には始まっていたようだ。
オーストラリアでは2011年には同様の動きがあったらしい。やはり環境問題に関しては、ヨーロッパ語族の方が敏感だ。
「プラスチックフリー」「ノープラ生活」で調べてみると、国内でも色々と出てくる。私もやってみたいけど、肉も魚もプラスチックのトレーに乗ってるし、ゴミ袋もプラ製だし、コロナ用マスクを小分けしている袋もプラ製だ。本気で取り組むなら、生活スタイルをガラリと変えねばならないだろう。移住した方が早いんじゃないだろうか。
プラスチック製品を買わない方が、買い物は楽になる
環境問題を考え始めると、買えるものはどんどん限られてくる。
一見、不自由さが増すように思えるけど、実は逆だ。そもそも現在はプラスチックに限らずモノを作りすぎており、購入の選択肢になるモノが多すぎる。一々見ていたら、それだけで人生が終わってしまうくらいだ。
だから、「プラスチック製品は買わない」と制限をかけるぐらいの方が、むしろ買い物は楽になる。プラスチック製品以外だけを吟味すれば良いからだ。