セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

テイクアウトの食べ物には、使っている油の種類を表示してくれ!という話

暑さがマシになってきたと書いたけれど、前言撤回する。

涼しかったのは一瞬だけで、再び寝苦しい夜と蒸し暑い朝の日々が戻ってきてしまった。ただただ、この日々が早く過ぎてくれることを願う。

ただ、暑さに慣れたのか夏バテはしなくなった。

 

そんな暑い日々だけれど、昨日はとある駅に大きな駅ナカショッピングモールが出来たと聞いていたので、見に行ってみた。

HPではチーズやチョコレートの美味しそうなスイーツがたくさん紹介されていて楽しみだったのだけれど、結局、何も買わなかった。

ショッピングモール自体に問題があったわけではない。売られているものも、美味しそうなものばかりだった。ただ、その尽くに植物油脂系の油が使われていたのだ。

植物油脂といえばトランス脂肪酸が健康に悪いとされており、より正確にはマーガリンやショートニングなどの加工品が該当するらしい。心疾患の原因だとかコレステロールを乱すとか色々と指摘されているけれど、私の場合はアトピーの炎症が悪化ことがあるので避けている。一口に植物油脂と言ってもオリーブオイルやごま油だったら良いんだけれど、身体に良い油を使っているときは原材料表示でも書かれていることが多いし、「オリーブオイル使用!」「ごま油の風味!」等の宣伝材料にも使えるので、わざわざ「植物油脂」とぼかして書かれているものは「使ってる油の種類を知られたくないんだろうなぁ」と判断して避けるようにしている。

 

海外ではトランス脂肪酸を規制している国もあるし、日本でもそうして欲しい。あるいは、買い物しながらでも原材料がすぐ分かるようにしてほしい。スーパーなら問題ないんだけれど、デパ地下みたいに店員さんと一対一のやり取りが多くなるウインドウショッピング形式の場所では、いちいちパッケージをひっくり返して原材料を見るのは気まずい。(賞味期限を確認していると思われることが多い)

それ以外に、材料を安く済ませている食べ物は味も不安だ。もちろん、植物油脂や安い添加物を使っていても美味しいものはあるけれど、やはり材料にこだわっている食べ物には敵わない。しかも、安い材料を使っている食べ物が全て安いわけでもない。「高い割に微妙な味だな」という食べ物は、原材料を確認すると添加物が盛り込まれていたり、油や小麦粉なども何を使っているのか分からないものが多い。そうやって痛い目に遭ってきたので避けているという理由もある。

衝撃的だったのが、こないだ飲んだプロテイン入りのジュースが全然口に合わなかったこと。いかにも作り物のような人工的な不味さ(?)というか。原材料を確認したら甘味料(おなじみのアスパルテーム&アセスルファム)が使われていた。そのジュースは添加物を気にし始める前にも飲んだことがあるのだけれど、そこまで不味いとは感じなかったので、いつの間にか味覚が変わっていたらしい。

添加物に注意喚起する本のなかには「添加物を避け続けていると味覚が正常に戻る」と主張するものもあるけれど、あながち噓ではないと思う。私だって、かつては人工甘味料を使ったスイーツを「旨い旨い」と言って食べていたのだ。ちょっと憧れるのが、うまみ調味料を「こんな変な味のものは食べられん」と避けるご老人。私も食べる機会を減らしているけれど、正直うまみ調味料は旨いと感じることも多い。でも人工的な味であるいじょう、分かる人には分かるのだろう。

 

そんなことを思いつつショッピングモールを出た後は、秋葉原のMOCO CAFE でパスタを食べ、肉の万世のカツサンドまでお持ち帰りしていたりする。健康だ添加物だと言いつつ、気に入ったお店に対してはそんなこと気にせず通ってしまう。人間とは、かくも浮薄なものなり。

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700円でちゃんとしたカツサンドが食べられるので好き。パンもしっとりしててカツによく合っている。ソースの味が強いので、いつか本店で肉そのものを食べたいと思っている。

このサンドイッチに出会ったのも、添加物を気にする前だった。ふと気になって原材料を確認してみると、

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油はバターを使っていた。やっぱり、安い油だと美味しくならないのかな…

 

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