セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

統一地方選挙は誰に投票しようかな

今週は地方選挙がある。日曜日は仕事なので、期日前投票に行く予定。選挙があることは1か月くらい前から知っていたんだけど、立候補者がなかなか開示されず、やっと出たと思ったら投票まで残り1週間。ついでに、明日で2019年の4分の1が終わるし、時の流れは早い。

というわけで投票先を決めなくちゃいけないので、この記事を書いたら立候補者のHPとかツイッターを眺めながら過ごす。ところで、議員の皆様は稼ぎが少なく収入を増やすつもりもない(=税金をたくさん払うつもりがない)国民からの一票を、どう思っているのだろう。やっぱり、あまり嬉しくないんだろうか(笑)。そう考えると、セミリタイア(希望)者と政治家って、相性悪いよなあ。まあ、選挙に行かない理由にはならないけど。

 

ところで、選挙絡みで面白いHPを見つけた。

vote.isa.gr.jp

 

愛媛県の若者の投票を促す(恐らく個人の)ページだけど、これの『完全投票マニュアルVer.1.0』が面白い。(タイトルに2つほど突っ込みたい点も含めて)参政権をもらったは良いけど、誰に投票すればよいか分からない人向けのマニュアルで、「年寄りか若者か」「男か女か」「所属はどのように気にすれば良いか」といった具体的な内容をぶっちゃける感じで解説してくれている。例えば「特に投票したい人がいなかったら、女性に投票しとけ! 日本いま少子化だし! 男性議員はたくさんいるし!」みたいな。(もちろん、こんないい加減な文章ではないですよ?)テキトーにも見えるけど、ちゃんと納得できる理由を併記してくれている。あと、選挙の仕組みや選挙絡みの政策や税金のことも書かれている。

まあ問題は、このHPでも指摘されているように、日本の政治に関する教育や普及が遅れていることなんだけどね。学校の政経の授業は寝ていた上に、興味がなさ過ぎて結局センターでは倫理を受けた身から言わせてもらうと、学校で習う政治経済は上っ面ばかりで本当につまらない。選挙や資金運用と言った実用面で活かせる知識は、国民が政治に介入しやすくする原因になってしまうので、敢えて指導内容から外しているんだろう。本当に抜け目ないというか、何というか…

賢い政治経済の勉強方法は、教科書は1週間くらいでさっさと読んでしまって、自分で新聞を読んだり、ネットニュースを漁ったり、(学生には難しいけど)投資に挑戦してみたり、ウィキペディアで税金の項目に片っ端から目を通してみたり、学校では教えてくれない情報を自分で集めてしまうことだ。で、分からないことがあったら担当の先生に聞いてみればいい。その先生の授業の仕方にもよるけど、少なくとも教科書の内容の範囲でしか政治経済を語らない授業は、聞いてなくても殆ど問題はないと思う。私自身も、授業は寝る代わりに、ウィキペディアを印刷して読んでいればよかったと後悔している。

 

それにしても、かつて一度は政治経済を「イラネ」と投げた人間が、20年経った今では人並み以上に政治経済に関心をもっている(生活がカツカツなので、もたざるをえない)のだから、皮肉な話だ。

 

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