ヤフーニュースで、アンガールズ田中さんの記事を読んだ。
私も恋愛や結婚の話になったら「だから恋人が出来ないんだ！」と叱られまくると思う(笑)。だから、田中さんにはとても共感できた。
タイトルに『未婚の理由は「恐れ」？』とあるけど、それも正しい。フラれて傷つくこと、自分の時間が無くなること、ついでにお金も無くなること、相手がとんでもない非常識やメンヘラだったらどうしよう、せっかく両想いになっても突然の事故でいなくなったら、ある日別れを告げられたら… 田中さんも、上手くいかないことを恐れて慎重になりすぎてしまうので、飲み会で叱られることが多いそうです。
ただ、それ以上に結婚や恋愛ができない（しない）人間の特徴って、「恋愛や結婚を必要としていない」ことだと思う。恋愛と言っても所詮は人間関係だから、友達や仕事仲間と同じでその気にならなければ作れない。そして、田中さんご本人からは恋人を作る「必要」を感じられませんでした。というのも、同じく「必要」と感じていない私が共感できる点が多々ありまして。（以下、記事中から抜粋）
・一緒に遊んでた人は全員結婚しました。（中略）寂しいなっていうよりかは、その時間に別のことをできるようになったなっていう感じがすごくします
・仕事してれば、孤独を感じる時間もないです。ほとんど。
・ひとりの時間も好きだし、みんなといる時間も好きなんです。どっちの時間もほどよく来てくんないといけないんですよ。
・（母親から）結婚しろ結婚しろって言われて『ああ』って思っちゃうんですけど、3兄弟の兄と弟がもう結婚してるんですよ。弟が結婚したくらいから『まあ、ええか、そのぐらい』っていう感じがしてるんじゃないですか。
・自分はもし結婚しても、人に『結婚したほうがいいよ』とは言わないようにしようと思ってます。その人のタイミングで、そういうときが来るとは思うんで
本当に恋愛や結婚がしたい人って、知り合いや兄弟が全員結婚したら「自分も！」と焦るだろうし、仕事（や他のこと）で孤独を埋め合わせることも出来ない。何でそう言い切れるかというと、かつての私が恋愛厨だったから(笑)。とにかく、一人よりも誰かと一緒であることを一番に求めるので、どうしても他人中心の人生になってしまうんだよね。そういう価値基準というか思考回路って、恋愛だけに作用させるなんて器用にはできてなくて私生活全般に影響してしまうので、結果的に他人と同じになろうと焦ったり、抜粋分の一番下にあるような他人へのお節介という行動に表れてしまう。で、恋愛や結婚が出来る人、言い換えると必要な人って、こういう人生を問題なく送れる人なんだと思う。もちろん、度が過ぎると依存やメンヘラに発展してしまうけど、かといって全く気にしないと今度は人が離れていくから恋愛どころではなくなる。
そういう意味で田中さんは他人とも自分とも、とバランスが良いみたいなので、本気で恋愛や結婚がしたいなら敢えてそのバランスを崩すのもアリだなと思う。或いは本人も仰っているようにタイミングを待つか。個人的には、今の田中さんのスタンスが理想だと思っているので、是非とも良いタイミングが来るまでそのままで待っていてくれるといいなー。早く素敵な女性が現れるといいですね。
