セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

機械がニュースを編む時代

gigazine.net

そうか、ついにマスメディアもAI化されるのか…

と思ってしまいそうなタイトルだけど、置き換えられるのは非正規のジャーナリスト(編集者)とのこと。

ただ、匿名の従業員によれば「MicrosoftはジャーナリストをAIに置き換える予定」だそうで。とりあえず非正規から減らしていって、AIの方が効率が良いと分かれば正社員も容赦なく減らされていくんだろうな。海外だし。

 

 

世間一般的には、AIがジャーナリストを駆逐することは出来ないという意見が一般的なようだ。

www.itmedia.co.jp

webronza.asahi.com

AIにマスメディアの仕事を任せる場合、課題となるのはフェイクニュースの見きわめなんだそうだ。ただ、その点は人間も同様だ。大手マスメディアがフェイクを事実として報道する失態は、SNSが流行り始めてからは日常的なものとなっている。

 

forbesjapan.com

digiday.jp

既に執筆、ネタ探し、データ分析などをAIに任せて、人間は取材や考察に集中する、というところもあるそうだ。他にも色々と難しい話題が展開されている。

まあ、AIがジャーナリストのお株を奪うことはない、という記事が多いのは当然だ。だって、その記事を書いてるのはジャーナリストなんだし。AIジャーナリストのメリットは、そういった欲望や偏見や忖度といった、事実を歪める要素を排除できることだろう。

 

内職でライター案件を探していると、「これ、誰が読むんだろう?」「似たような記事、探せばいっぱい出てくるんだけどな…」というものが多い。それもそのはず、他人や企業から依頼される記事というのは、その他人や起業にとってメリットが無くてはならない。だから、既に人気のニュースや記事を真似して、同じようなモノが大量生産されていく。

個人的には、趣味でブログを書いている人と副業のライター案件は相性が悪いと思う。副業のライター案件は単価が低い。3000文字書いて数百円とか。そして仕事として請け負うからには、データを集めて考察して文章化して…と数時間かけねばならない。そうして書き上げても、既に同じような記事がこの世には存在しているのだ。だったら、自分のブログで同じ時間をかけて好きなことを書いた方が、よっぽどハイクオリティな時間を過ごせる。カネにはならないけどさ。

もしもAIが記事を書くようになったら、ニュースや記事の大量生産は加速するのだろうか。もしかしたら、各メディアが品質・独自性の高い報道に集中できるようになるかもしれない。そっちの方が嬉しい。

マイクロソフトの動きが、これから世界中のメディアに波及していくかどうか楽しみ。

 

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