セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

仕事ばかりの大人にも2種類あるよね、という話

久々の雨でとても涼しい日になったので、ブログの更新が出来る。

暑さで動けなかったというのが理由だけれど、実は友人から借りたゲームが面白すぎて、最近は半日中そればかり遊んでいた、というのもある。

今月の4日から毎日コンスタントに数時間ずつ進めて、ようやく今日明日にはシナリオの半分が終わるボリューム… 無職で良かった。

 

仕事をしていることの欠点の一つとして、ボリュームのある作品(ゲームにしろ本にしろ映像作品にしろ)をじっくり楽しめないことがある。本は電車や職場でも読めるからマシだけれど、最近のゲームはクリアまで100時間以上かかるものもザラなので、数時間遊ぶ→消化不良のまま仕事で疲れる→数時間遊ぶ→消化不良のまま仕事で疲れる、となるのだけれど、これが本当に嫌だ。ゲームが面白ければ面白いほど、仕事中もゲームのことばかり気になってしまう。今遊んでいるゲームは本当に楽しめているので、無職の間に遊ぶことが出来て良かった。仕事しながらだと、遊びつくすのに数か月はかかったと思う。

 

実は子供の頃から、「大人って仕事しながら、どうやって好きなことをやっているんだろう?」と疑問だった。大人は仕事ばかりでゲームも読書もできないし、自由に移動できるのにずっと同じ職場にいて旅行もできない、それでも毎日生活できているのが本当に不思議で、自分も大人になったら自然と平気になるのかと思っていた。

実際には、全く平気にならなかったどころか、学校生活すらも息苦しいものだと思っているので子供の頃より悪化している可能性すらあるが、嫌いなものは嫌いなのだから仕方がない。

 

現在では仕事ばかりの大人にも2種類あると考えている。一つは「仕事ばかりの人生に満足している大人」で、これは良い。資本主義時代にもピッタリだし、楽しく生きているという点では、私が目指すセミリタイアと大して変わらないと思う。

ただ、「仕事ばかりしている人生を是としながら、その環境に文句を言っている大人」には否定的な立場だ。一見は私と同じ仕事嫌いの類に見えるけれど、そういう人たちが本当に忌避しているのは仕事ではなく、自分の好きなものを手に入れる努力あるいは勇気だ。自分の行動や考え次第で良い変化が起こる可能性はあるのに、そうしないで他人や環境の文句ばかり言い続けているから、一緒にいても辛気臭くて嫌なのだ。私が子供の頃に見ていた大人にも、そういう人たちが多かったのだろう。だったら最初から「仕事が嫌い!でもカネが無いと死ぬから、セミリタイアまでは働く!」と開き直っていた方が潔い。

 

そういうわけで、働きたくないNatuXaは思う存分ゲームをしているんだけれど、いい加減に転職エージェントに登録しないとマズイかな…

お盆が終わったら登録すると言っておきながら、まだやっていない。仕事嫌いを突き通すのも良いけれど、ちょっと怠けすぎですね、これは。

 

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