セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

本当のセミリタイア生活に向けて、これからやるべきことを真剣に考えてみた

仕事をしなくて良い生活が快適すぎるのだけれど、そろそろ終わりが見え始めている。8月に入ってすぐに、先日の職業訓練受講の面接結果が届くはずだ。合格なら9月から訓練校での生活が始まるし、不合格でもすぐ転職エージェントに登録する。就職活動を始めなくてはいけない時期が、すぐそこまで迫っている。

5月からの生活は、コロナの不自由さと、アトピーの再発と、たまに職安へ行かなくてはいけないことを除けば、本当に過ごしやすかった。もう少し人に会うべきだったなとは思うけれど、今までの人生では最も自分らしい生活を送れたと思う。数か月後には就職活動&就職という不安があっても、ここまでリラックスして暮らせるのだから、本当のセミリタイア生活は、どれほど素晴らしいんだろう!

ということで、一日でも早い本物のセミリタイア生活を達成すべく、それから最近は興味のあることに手を出しては止めてを繰り返して収集がつかなくなってきたこともあり、これからの人生設計を真剣に考えてみた。

 

年金の受給開始年齢について

高齢になってからの生活は年金で賄うつもりでいる。仕事をしていない現在でも国民年金は免除せずに全額払っているし、厚生年金に加入できない会社で働くつもりはない。

年金は65歳から受取を開始するのが基本だが、オプションとして、受取額を減らす代わりに開始年齢を60歳受取に繰り上げたり、逆に開始を75歳まで繰り下げて受取額を増やす方法もある。

www.nenkin.go.jp

60歳から受け取る場合、65歳から年金受取を開始する場合と比べて、年金の受取総額は81歳で逆転する。逆に75歳から受け取る場合は、87歳で総額が逆転する。(※2020年7月29日現在)逆転する年齢は「年金 損益分岐点」で調べることが出来る。

繰上げにも繰下げにもメリットとデメリットがあるし、勿論どちらも選ばないという手もある。そこで、繰上げと繰り下げが出来る条件を想定し、自分に合った受給開始年齢を考えてみた。

 

 

年金を繰上受給できる条件

  • 家賃がない(非常に少ない)

繰り上げ受給すると1回で受け取れる総額は減るので、少なくとも家賃が無い、あるいは非常に安いことが大前提となる。理想は家賃と食費の両方を減らせる庭付きの持家。家賃が価格崩壊してくれれば、低リスクな賃貸という手もある。(人間の数自体がどんどん減っているし、シェアハウスや中古物件のリノベーションが普及して昔ながらの賃貸商法が時代遅れになれば、家賃を下げざるを得ない)

持家の場合、購入資金の問題もある。失業給付給付が打ち切られるギリギリまで粘って奇跡的に正社員に就職できれば、バイトと比べて遥かに貯金のスピードを上げられるだろう。駄目だったら今まで通り、薄給からシコシコ貯金し続けるしかない。ちなみに、新築を買う気は全くない。

 

  • 医療費がかからない

私はアトピーくらいしか持病が無いのでよく分らないけれど、一般的に年齢を重ねるほど医療費が高くなり、人によっては生活を圧迫するほどになるらしい。(ちなみにアトピーの医療費は、重症じゃなければ月に5000円もいかない)

ということで、健全な食生活、適度な運動、定期的なストレス発散で病院のお世話にならない身体を維持すれば、年金の繰上受給ができる可能性も増えるだろう。

 

 

年金を繰下受給できる条件

  • 高齢になっても定期的な収入がある

繰下受給できる条件といったら、これに尽きるだろう。

真っ先に思いつくのは65歳を過ぎても雇われて働き続けることだけれど、そんな人生に耐えられるなら、最初からセミリタイアに憧れたりしないので論外。

だから考えるなら、雇われずに定期的な収入を得る手段だろう。パッと思いつくものとしては、本やゲームなどの作品を作って販売すること。ブログを書いているくらいなので、文章を武器にすればワンチャンあるかもしれない。

あと多少なりとも知識や経験があることといえば、せどりと株だろうか。現在はどちらも資金的に難しいけど、余裕が出来たときに始めてみるのはアリだ。もしかしたら、年金より稼げるかもしれない。ロマン砲だけど。

 

  • 貯金がいっぱいある

貯金をできるだけ貯めておき、切り崩せなくなるギリギリまで年金を受け取らずに頑張るという手もある。ただ、上限の75歳まで繰り下げても、受取総額が逆転するには87歳まで待たねばならない。毎月気兼ねなく大金が使える生活も良いけど、そもそも87歳まで生きていられるのかという問題を考えると、こちらもギャンブル性が高い。

 

 

結論:年金は普通に65歳から受け取るか、60歳に繰上が妥当か

真剣に考えてみた結果、自分の場合は繰下受給のメリットが薄い(というか無理)ので、狙うとしたら60歳からの繰上受給が良さそうだ。繰上受給の場合は、生活費が少ないほど、リタイア生活を早めに確立しているほど都合が良い。というわけで、今日これから自分が頑張るべきことを以下にまとめる。

 

 

60歳から年齢を受け取るセミリタイア生活を目指して

  • 厚生年金加入

これをやらねば話にならない。繰上受給生活に理想的な持家を購入するためにも正社員が理想だけれど、スペック面で絶望的なので、なるべく時給が高い非正規雇用を狙う。

  • アトピー治療の実践、勉強

月5000円とはいえ、減らすべき出費には変わらない。持病の治療にはこれからも全身全霊。アトピーには生活習慣病の面もあるので、アトピーの再発を防ぐことは、必然的に病院のお世話になるような機会を減らし、治療費という出費を無くすことになる。

  • ベランダ栽培

簡単な野菜くらいは、育てられるようになっておきたい。

  • 温泉旅行

何の関係もなさそうだけど、持家を買うには資金のほかに場所選びも必要なので、家を持ちたい地域を選ぶためにも旅行は必要。なんで「温泉」旅行かというと、せっかく家を買うならアトピー体質に効く温泉の近くが良いから。

  • 本やゲームの制作

少なくとも家を買うまでは、収入が多いに越したことはない。というわけで、本を書いたりゲームを作ったりして、副収入も狙ってみる。どっちかというと、制作欲を満たすというメンタル安定の目的が強い。

 

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