セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

セミリタイアと親孝行の両立って難しそう

三十路になって言うのもアレだけど、親孝行がしたい。年末年始は必ず帰っているし、家族旅行にも予定がなければ必ず参加しているけど、それで十分なんだろうかと思ってしまう。

親孝行というと、お金で返す、孫の顔を見せる、仕事で活躍して地位や名声の吉報を届ける、というのが主流で、あとは誰でもできる方法として一緒に過ごす、といったところだろうか。それ以外の方法で親孝行している人は聞いたことがない。私はできるだけ一緒の時間を取るようにはしているけれど、あとの3つの親孝行は恐らく一生できない。というか、セミリタイアを目指している時点で超親不孝者(笑)

他人のことを気にしても意味がないとはわかっているけれど、こと親孝行問題に関しては、そもそもが自分以外の人間のことなので、どうしても他人と比べがちになってしまう。カネ、家族、仕事… この3つの方法は、「普通の立派な社会人」に必要な条件と全く同じだ。そして、そこから外れてしまった人間にとっては、輝夜姫の無理難題の如く用意するのが難しい。

親になった人は言う。「そんなこと気にする必要はない。子供と一緒に過ごせるのが一番」多分、私の親も含めて、心の底からそう思っているんだと思う、親ってやつは。でも、色々と貰うばかりだった子供としては、やっぱり何か返したい。一緒にいるだけでも構わない、ってことも頭では分かっている。だけど、私と同年代であるかつての子供たちが、親のためにお金を使い、可愛い孫を連れてきて、仕事で立派に社会貢献しているのは事実だ。それを見ている私の親は、そのどれ一つ得られず、あまつさえセミリタイアとかいう事案臭ムンムンの反社会生活に片足突っ込んでいる三十路の我が子をどう思っているんだろうか。私自身が後ろ指刺されるのは痛くもかゆくもないけれど、親にはじゃがりこ一本すら刺されてほしくない。

親と過ごす時間は長くとろう。私に出来ることといえば、それくらい。幸い、時間だけは「普通の立派な社会人」よりも豊富にある。とりあえず、ディズニーランドに誘う予定。どうしてここで唐突に夢の国が出てくるかというと、非公式の混雑予想カレンダーによると6月の水曜日は比較的空いている(らしい)からだ。このサイトの何がすごいって、来年3月の天気まで予想したうえで、混雑予想結果を掲載しているのだ。母親はビックサンダーマウンテンに幼少の私と小一時間ほども並んだ挙句、乗り口はもう目の前というタイミングで私が怖いからヤダー!とぐずって結局並び損になった時のことを、未だにネタにしているくらいなので、この提案はきっと喜んでくれるだろう。成人になった我が子がド平日に仕事をしていないという事実には目を瞑ってくれるはずサ… 

 

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