セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

「50日の都市封鎖と30日の制限緩和」案は、コロナが終わっても必要だと思う

gigazine.net

コロナウイルス対策案の一つとして、「50日の都市封鎖と30日の制限緩和」が研究者から発表された、とのこと。とりあえず感染者数が落ち着いたからハイお終い、は危ないということだろう。かと言って経済を止めたままも別の意味で危険だから、一定のサイクルで経済を回しつつ、コロナへの警戒態勢は続けていくのが、感染者数を最も効率よく減らせるかもしれない、とのこと。ちなみに、コロナを早く収束させることだけを考えるなら、都市封鎖をスッパリと辞め、コロナを流行らせるだけ流行らせて抗体を広めることらしい。もちろん、死者も増えるが。

 

明日、東京都の規制緩和について政府から正式に発表があるらしい。そろそろ買い物したいし、友人にも会いたいし、飲みに行きたいし、何よりハローワークや図書館などの公営施設の営業に関わるので、規制緩和してもらえると個人的には嬉しい。

f:id:NatuXa:20200524121436p:plain

厚労省の発表によれば、コロナウイルスの患者数、死亡数ともに落ち着きを見せている。(画像は2020年5月24日のもの)

 

 

ただ、一方でこんな研究結果も発表されている。

gigazine.net

コロナウイルスによる経済活動の停滞で、世界の二酸化炭素量が2006年と同水準まで減少したとのこと。殆どの人間は認めたがらないだろうけど、地球環境を改善する最も手っ取り早く確実な方法は、経済活動を辞めること。少なくとも大気汚染に関しては、その点が証明されたことになる。「2006年と同水準」というのも重要だ。約15年前と比べれば、環境問題への関心も取組も世界中で広まっている。にも関わらず、環境汚染は拡大し続けていたということだ。

この事実を踏まえると、研究者が唱える「50日の都市封鎖と30日の制限緩和」には、二つの重要性を帯びてくる。一つ目はもちろん、コロナウイルス対策と経済活動の両立。二つ目は、経済活動と環境問題対策の両立だ。

仮に「50日の都市封鎖と30日の制限緩和」が、永続的に世界中のすべての国で義務化されたとする。あくまで机上の空論ではあるけれど、まずコロナウイルスの流行が収まる。それと並行して、環境問題が改善へと向かう。付随効果として、同様のパニックがまた起こっても被害を最低限に抑えられる。しかもこの策を取った場合、人間は新しい行動を起こす必要が無い。むしろ人間が経済活動を抑えれば抑えるほど、病は静まるし地球は元気を取り戻す。

 

こうやって考えると、コロナウイルスは危機を感じた地球が人間の数を抑制するために発生させた、という都市伝説にも一理あるように感じてしまう。今のところ、人間以外の生物には殆どコロナの被害が出ていないし、たったの2-3か月で地球は一気に10年も若返ったのだから。

 

(2020年6月8日追記)

gigazine.net

二酸化炭素量について、続報があった。

二酸化炭素量の排出量は減ったが、最新の観測によると大気中の二酸化炭素量は増えていたとのこと。去年までの蓄積分があるので、たかが数か月の自粛程度では二酸化炭素量そのものを減らすことはできないそうだ。「たったの2-3か月で地球は一気に10年も若返ったのだから。」と書いたけど、若返ったわけではなく、老化を多少は遅らせたかな、程度ということか。

人間が数か月大人しくすることで地球が10年単位で若返るなら、まだまだ人間と地球の共存にも可能性があるなと思ったのだけれど、現実は厳しい。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村