草津旅行温泉 2日目
2日目の草津温泉は晴れ。陽射しがあって外を歩いていると暑くなってくる気候だった。
2日目の朝食は、健康豆御膳
お宿「花いんげん」での朝食からスタート。（その前に朝風呂も浴びている）
内容は、まず小皿の豆料理下段左側から地元産の汲み上げ豆腐、鮭と豆入りポテトサラダと野菜串、山形県のひたし豆（黒い点が特徴）を使ったお浸し、花豆と小粒の虎豆を煮たもの、コロナ除けにアマビエの煉り切り。
ご飯は胡麻、そぼろ、でんぶなどを振りかけた小さ目の握り飯。写真には写ってないけど味噌汁もある。
どれも優しい味付けで朝食にピッタリ。朝から煉り切りを食べられるのも嬉しい。そして、大振りの花豆はやはり甘くて絶品！他の豆も食感や味にそれぞれ特徴があって、豆好きには最高のレパートリーだと思う。
ただ、米と豆腐の塩気がちょっと強かった。豆腐はかなり濃厚だったので、塩が無くてもいけそう。
ちなみに、お握りと味噌汁はお代わり自由。量は控えめだけど、朝はしっかり食べたい人にも安心。
「花いんげん」は1泊だけなので、朝食後にチェックアウト。
荷物を預かってもらえるか訊ねたら、快く引き受けてもらえた。この日はハイキングしたり迷ったりとにかく歩いたので、とても助かった。
草津の温泉街を巡る
その日はバスに乗って移動。草津温泉の観光地を巡ってくれる巡回バスは、定額100円。安い。
バスで温泉街を巡っていると、入居者募集中のアパートがちらほらと見える。有名な観光地だけど、草津の温泉街と住宅街は徒歩でも移動できる範囲にある。だからコンビニやスーパーなど食材や日用品を買える場所も多い。電車に乗るのが不便だけど（温泉街からは片道30分程度の約700円）、もし移住するなら駅寄りに住むのもアリだろうし、アクティブに活動しない人だったら十分に生活できると思う。ネットは普通に出来るから、通販も使えるし。
そんなことを考えつつ、草津温泉スキー場に到着。
山の緑と青い空が映える、良い天気。
近くに幼稚園があるようで、幼稚園児が遊びに来ていた。こんな緑だらけの場所で遊べるなんて羨ましい。
ここの天狗山をハイキングするために来た。
氷谷コースという方を進むことにした。
完全に山道。四方八方から虫の声が聞こえてくるが、蚊みたいに刺してくるヤツや、ハエみたいにしつこく寄ってくるヤツはおらず、ただ声が聞こえてくるだけ。だから半袖短パンの虫除け無しでも問題なく歩ける。ちなみに人間ともすれ違わない(笑)。
途中でコースを外れて、氷室を見に行ってみた。こっちを進んでいくと、コバエがたくさん飛んでいたり、小さい蜘蛛の巣に何回か引っかかったりした。
これが氷室。ゾクゾクするくらいの冷気が吹き付けてくる。汗が出てきたので涼みたかったけど、コバエが多いのでさっさと退散した。
申し訳程度の階段。半袖短パンでも問題ないと書いたけど、靴はスニーカーみたいな歩きやすいやつじゃないと、危ないかも。
もう少し！
頂上近く。ここまで来ると達成感を味わえる。
ということで頂上。天狗山の頂上にはこんな展望ロッジがあり、ソファでくつろぎながら眼下の景色を拝める。日光浴かってくらいに陽射しは浴びてしまうけど、風が涼しいので気持ち良い。ただ、ソファはかなり熱い。
登山中は誰とも会わなかったけど、ここにはそれなりに人がいた。ソファから人が離れるたびに、スタッフのおじさんが消毒を行っていた。
草津の温泉街は山の中。
帰りは、歩きやすい初心者コースを通った。
登りとは打って変わって、広ーくて歩きやすい草道が続くだけ。登山は下りの方が難易度高いので、ちょっと運動したい人は私と同じルートを辿ると、丁度良いかも。
使われてなかったリフト。ちなみに動いてる方のリフトは、ちらほらと人が乗っていた。
その後は温泉街の山道を彷徨う。
真っ白な川。
草津温泉は強酸性なので、ここで中和して使いやすい水にしているんだそう。
温泉街に戻って「釜めし いいやま亭」で昼食。
草津の舞茸と地鶏（赤城鳥）の釜めしを注文。米は舞茸のクセが出た独特の味わい。地鶏はあまり手を加えていないようで、柔らかく肉本来の味が出ていて美味しかった。ここは花豆を敷き詰めた「花いんげん釜めし」や、上州の牛肉を使った釜めしもあるので、色々と試してみたかった。
昼食後は、賽の河原温泉へ。
せっかくだから足湯をしたかったけど、暑かったので断念。ぐるっと回って散歩するだけにした。
次の宿へ行く前に、温泉街で買い物したり、地元の卵を使ったソフトクリームを食べたり。
2つ目の宿、伊藤園ホテル草津へ
2つ目の宿は伊藤園ホテル。ここのウリは源泉かけ流しの大浴場があることと、お手頃な価格。朝食のみ和室を2泊分で、1万円ちょっと。お部屋もご覧の通り広く、十分くつろげる。
温泉はさっきも書いた通り源泉かけ流しの大浴場で、露天風呂やサウナもある。（サウナはコロナの影響で使用禁止だったけど）1泊目の「花いんげん」同様、強めの酸性と熱い湯温が特徴。露天風呂は山の緑に囲まれて静かに浸かれる。
ウエルカムスイーツの羊羹と胡麻煎餅。
と、伊藤園のお茶。
伊藤園ホテルは温泉街から少し離れて、さらに山道をバスで少し走った先にあるのでコンビニすらもない。というわけで、夕食は温泉街で買ってきたものになった。まずは燻製卵。
鮮やかな燻製色。スモーキーで味付けも効いていて、酒のつまみにもピッタリ。
それから、こんなものも買ってしまった。
なんと、露天風呂の形をした立体チョコレート。
ただの面白チョコではなく、竹垣・湯船・石畳のそれぞれが違う味のチョコレートになっている！半額の500円になっていたので買ってみた。（フルプライスの1000円だったら買わなかったと思う(笑)）
3種類のチョコを使っているので、1つで色んな食感が楽しめるし、旅先の贅沢な時間を演出するにも十分な大きさがある。でも、本来ならお土産用なんだろうな、ネタ寄りの。
そんなかんじで、この日は久々の敷布団で就寝。
3日目以降はこちら。
