セミリタイアするまで非正規

正社員になれないことが分かった三十代。労働者のままでは死にかねないので、非正規のままセミリタイアを目指している、色んな意味で駄目なヤツ。

失業給付認定のついでに、千代田区をブラブラ

してきた。

 

ハローワークは混雑

交通費節約と雨続きで鈍っていた身体を動かすため、1時間近く歩いて職安へ。ハローワークは、人がたくさんいた。仕事を探しに来た人も、失業給付を受けている人も。混んではいたが、失業認定は30分程度で終わった。コロナ以前のハローワークの混み具合は分からないけれど、現時点では「大盛況」といったところか。

 

 

竹橋駅へ

その後、竹橋駅へ行った。

目当ては、国立公文書館で開催されている展示企画。

visit-chiyoda.tokyo

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こんなかんじで、古書の実物と来歴、食に関する記述の原文と現代語訳とその解説が展示されている。日本書紀や万葉集などメジャーどころが中心だったけれど、

 

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当時の大衆本も。

 

 

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あとは古書じゃないけれど、江戸の人気店に貼られていたという歌舞伎の絵も紹介されていた。現代だと有名人がサインを残して行ったりするけれど、それとは違って、歌舞伎の演目と役者名に料理屋の名前をかけた、洒落たものだったようだ。

「謎解きを楽しみながらご覧ください」とあったけど、貧乏なので高級老舗の名前は全然ワカラン…

 

平日なためか人がほとんどおらず(私の他には一人しか来館者がいなかった)、ゆっくりと過ごすことが出来た。美術館や博物館が嫌いではないのだけれど、途中で絶対に疲れるのに、休憩用の席がご老人によって埋め尽くされているせいで休むことが出来ず、最後の方は殆ど頭に入らないまま出てしまうことが多いので、積極的に行くことは少ない。だから地味でも、人が少ない企画の方が好きだ。

 

 

東京駅周辺で買い物

色々と買いたいものがあったので、竹橋から歩いて東京駅⇒日本橋駅へ。

皇居の周りも歩いたが、噂通りランナーがたくさんいた。皇居自体は木々に囲まれた静謐なお屋敷というかんじで、遠くから眺めるだけでも別空間であることが何となく分かる。それだけにお堀の水に藻が浮きまくっているのが凄く気になってしまったが、貴重な種類の藻らしいので、単純に「透明な水で満たしましょう」という話でもないんだろう。

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タートルネックを着てきたことに後悔しつつ、汗をかきながらオフィス街を彷徨う。大手企業の石造りの本社ビルやら、建設中の高層ビルが立ち並ぶ、地価の高そうな街並。歩いているスーツの人たちも、貧乏・非正規とは縁のないエリート階級ばかりなんだろう。

この辺りに来ると毎回思うんだけど、息苦しさと場違い感が半端ない。(カジュアルな格好の人もたくさん歩いてるけどね)なんか、人もモノも最先端で華やかなはずなのに、何処となく陰鬱というか… 買い物するのは楽しいのに、居るだけで疲れるというか… 同じような人、いませんかね?

 

そして秋葉原へ

その後、日本橋駅から歩いて秋葉原へ。東京は徒歩で色々と回れるから便利だ。

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いつも通りの秋葉原。見えるのは普段着やコスプレの人ばかり。手にはポスター入りのビニール袋、並んで歩く眼鏡やカツラの人々…

そうそう、これだよこれ!

ああ、帰ってきた、私の東京に!(笑)

 

秋葉原は買い物ではなく、お気に入りのカレー屋さん目当て。

hinoya.jp

有名だと思うけど「日乃屋カレー」というお店。の秋葉原店。米1kgまで増量無料、常連さんにはヒレカツサービスなど、他店舗とはサービスが別格(らしい)で、ツイッターで野球の話ばかりしているのが特徴。

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三ツ星ビーフカレーを頂いた。右側に見える塊がサービスのヒレカツで、それ以外のゴロゴロした塊は全部牛肉。柔らかくて食べごたえがある肉、甘さのあとに辛さが広がり粘度のあるルー、そして大盛りの白米。と、好きな人にはとことんハマる要素が揃ったカレーでございます。

ちなみに、プレートに描かれている私的に好みな女の子の名前は「茜咲 穂乃香」。

 

 ここがGo To イートキャンペーンに参加しているので、応援がてら久々に訪問。(夏は暑くてカレーの気分じゃなかった)

このキャンペーンは色々と指摘もされているけれど、こうしてお店が宣伝しているということは、少なくとも対象店舗にとっては助けになっていると考えていいのかな?

 

gochisou-chiyoda.net

ついでに、千代田区が「#ごちそうちよだ」なるキャンペーンをしているので、ツイッターで参加してみたり。

 

たくさん歩いて、セミリタイアに備える

そんなわけで、とにかく歩き回る一日だった。万歩計を使い忘れたのが惜しい。

歩くことは健康に良いし、貧乏にとってはお金の節約にもなるから嬉しい。竹橋⇒東京⇒秋葉原を電車で回ると500円はかかる。お金持ちなら落としても気が付かない金額なんだろうけれど、貧乏人はワンコインでもコツコツと節約しないと、セミリタイアは難しいと思う。金額がどうこうというより、貯金の習慣を身に付けられない。

そもそも「時間があるし1時間程度なら歩こう」と思えるくらいの精神的余裕と持久力が無い人に、セミリタイアは向いてないと思うけどね。

 

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