『天才たちの人生図鑑』を読んだ
歴史教師とyoutuber をやってる人が監修した、『天才たちの人生図鑑』を読んだ。私は読んだことないけど、『一度読んだら絶対に忘れない』の歴史シリーズを書いてる人でもある。
過去の偉人たちがイラストと解説で紹介されている。このイラスト付き人生図が面白い。順風満帆な人もいれば、社会に馴染めなかったんだろうなー、って人もいる。自分と同じような(もしくは自分が理想とする)人生を辿っている偉人には興味が湧きやすい。
ちなみに、軍人や為政者は前半がキラキラしてるけど、死ぬ間際は殺されたり左遷されたりロクな目に遭ってない人も多かった(職業柄、仕方ないけど)。
私がこの本で興味持ったのは、以下の人たち。
名言が印象に残った人
- 諸葛亮:「学ぶことで才能は開花する。志がなければ、学問の成就はない」
- コロンブス:「0から1を作ることは難しい」
- レオナルド・ダ・ヴィンチ:「人間は、やり通す力があるかないかによってのみ、賞賛または非難に値する」
- ミケランジェロ:「最大の危機は(略)低すぎる目標を達成することだ」
- ルター:「誰が正しいと言おうとも、自分の良心に反するのならば、それは正しくない」
- アクバル:「君主の最も崇高な資質は、過ちを許すことである」
- シェイクスピア:「志を、ただ一回の敗北によって捨ててはいけない」
- ガリレオ:「人にものを教えることはできない。自ら気づく手助けができるだけだ」
- パスカル:「人間は常に自分に理解できない事柄は、何でも否定したがるものである」
- ルイ14世:「自分自身に打ち勝つことが出来る人に、抗うことが出来る人は、ほとんどいない」
- 伊藤忠孝:「歩け歩け、続けることの大切さ」
- リンカン:「待っているだけの人たちにも、何かが起こるかもしれないが、それは努力した人たちの残りモノである」
- ダーウィン:「1時間の浪費を何とも思わない人は、人生の価値をまだ発見していない」
- ガンディー:「速度を上げるばかりが、人生ではない」
- ヒトラー:「自分を他人と比較するな。もし比較するなら、自分自身の自尊心を傷つけている」
- ゲバラ:「今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なのか」
生き方が印象的だった人
- アルキメデス:75歳の時に、地面に図案を描いてたせいで通りがかったローマ兵を無視してしまい、逆ギレされた兵士に殺される。
- ムハンマド:人生の前半が恐らくニート。40歳ごろに「イスラーム国を作りなさい」という神の啓示を受けたという理由で、本当に国を作っちゃったらしい。
- 李白:酒好きの詩人。20代を、山で隠者と暮らす。その後、宮廷に就職するが2年でクビになる。
- エリザベス1世:政治的な面倒事を避けるため、生涯独身を貫く
- ルソー:彫金工の仕事を3年で逃亡→ヒモになって勉強→「自然に帰れ」など人工的退廃を批判、強烈な風刺も相まって著作は発禁される→晩年は情緒不安定になる
- 葛飾北斎:90回以上も引っ越した
- ニーチェ:無国籍
- エジソン:教師を質問攻めにしたせいで、小学校を3か月で退学させられた
- 北里柴三郎:病気の治癒よりも、予防を重視した
- マリ・キュリー:貧しかったため、姉妹で学費を融通し合って学校へ通った