めかじきのカマ
カマどーん!
半額で400円くらいになっていた。
醤油、みりん、日本酒、生姜の煮汁で1時間近く煮るハメになったけれど、
柔らかい白身と、コラーゲンたっぷりの皮付近が丁度良く甘辛い塩梅になった。
長ネギとシイタケも一緒にクタクタになるまで味を染みこませた。
魚のカマってお店で食べるとすごく高いイメージだけど、自炊すれば800円で済む。
夜の値引きタイムを狙えば、今回みたいに400円で済む。
しかも、大きさが大きさなので1回では食べきれず、翌日に持ち越したので、1食200円だ。今回はやらなかったけど、うどんや餅を入れても絶対に旨い。
東京に移ってから、埼玉みたいに地方の激安スーパーが見つかるか不安だったけれど、杞憂だった。比較的田舎寄りというのもあるんだろうけれど、食品が安い店はうちの近所に数軒、職場近くにも1軒ある。貧乏にはとても心強い。しかも、さすがは都会というべきか、今回のカマみたいに珍しい食材も見かけることが多い。鶏一羽丸ごととか、生ナマコとか。野菜は見ないかな。
最近はもっぱら自炊にハマっている。今まで使ったことのない食材を触ってみたくなる。外食や出来合いで済ませていたイタリアンを、自分で材料を選んで自分で作るのは、安いだけでなく嬉しい。実際に手間をかけると、精神状態にも何かしら良い効果があるのだろう。
この間はボロネーゼを作ったのだけれど、レシピと一緒に料理の歴史を調べてみると、余計に愛着が湧いた。ちなみに、日本語の記事よりも英語記事の方が、内容が圧倒的に充実している。イタリア語の記事を読むのがベストなんだろうけど、ヨーロッパ語は読めないな。